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日本ハム・北山が雪辱の23球「逃げたら何も成長できない」全球直球で悪夢振り払った

[ 2022年5月27日 06:00 ]

交流戦   日本ハム9-6ヤクルト ( 2022年5月26日    神宮 )

<ヤ・日>最後は北山がなんとかしのぐ(撮影・長久保 豊) 
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 何があっても、絶対に逃げない。直球、直球、また直球だ。日本ハムの守護神・北山が連夜の悪夢を全23球ストレートという気迫の投球で振り払った。

 「これだけのファンが見てくれているマウンドを楽しめ!」。

 新庄監督からそう送り出されたのは、4点リードの延長10回だった。24日に村上、25日に山崎に打たれた2戦連続サヨナラ弾の屈辱がもちろん脳裏に残っている。だが「このマウンドで逃げたら何も成長できない。ボールになっても一歩も引かずに行こう」と心に決め、全球直球勝負を挑んだ。

 2死一、三塁から塩見に右前打を許して1失点。それでも逃げない。最後は前夜逆転3ランを浴びた山崎を149キロで中飛。涙目でハイタッチを交わし「2日間凄く悔しかった。野手の方と起用してくれたビッグボスに感謝したい」と言った。

 2日で2敗。それでも、SNSを通じファンから激励が届き、チームの誰もが熱い声を掛けてくれた。前夜の夕食会場で「落ち込み過ぎて、来ないかと思ったわ」と言ってくれたのは山田バッテリーコーチだ。鉄腕・宮西からは「3日連続サヨナラホームランの新記録作ってこい」とも。その全てを力にして北山は言った。

 「いろんな方々の後押しがあってのマウンド。何があっても、次につなげていい投手になりたい」

 新庄監督は今後について抑えから配置転換も示唆した。ただ、北山にとって成長の糧になったのは確かだ。
 

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