ロッテ佐々木朗希 最速163キロ、6回4安打無失点7Kの好投も 無援に泣き無傷6勝目はお預け

[ 2022年5月27日 19:52 ]

交流戦   ロッテ─阪神 ( 2022年5月27日    ZOZOマリン )

<ロ・神>4回、1死三塁、ピンチを脱出し笑顔の松川(右)と佐々木朗(撮影・長久保 豊) 
Photo By スポニチ

 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発。6回4安打無失点と好投したが、打線の援護なく、同点のまま降板して6勝目はお預けとなった。

 初回を3者凡退で立ち上がり、2回2死二塁では、高山をこの日最速となる163キロ直球で三ゴロに仕留めた。大きなピンチを迎えたのは4回だった。先頭の中野を一塁線前の力のないゴロに打ち取ったが、佐々木朗が処理をあせってボールを弾いて今季初失策。続く大山の初球が暴投となり、ピンチを広げてしまう。1死三塁で4番の佐藤輝を迎えたが、161キロ直球で二ゴロに仕留め、飛び出した三塁走者をアウトに。さらに三本間に三塁走者が挟まれている間に、佐藤輝は二塁ベースを回ったが、ここでも挟殺プレーとなり、佐藤輝もアウトとなった。

 セットポジションからの投球、特に左打者の際に球が外角に抜ける場面も目立ったが、5回2死一、二塁のピンチもしのぎ、6回2死三塁でも佐藤輝をフォークボールで空振り三振。4番を封じ、スコアボードにゼロを並べた。球数は90球だったが、井口監督は7回から2番手に東條をマウンドに送った。

 佐々木朗は昨年5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げた。5回7安打4失点で最速は154キロだった。あれからちょうど1年。白星こそならなかったが、1年ですごみを増した姿を見せつける好投だった。

 ▼佐々木朗(6回を4安打無失点)今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったので、しっかり修正してもっと良い投球ができるように頑張ります。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月27日のニュース