ロッテ朗希「投球の質は良くなかった」反省も ZOZO無双継続の防御率0・49 平均球速159・5キロ

[ 2022年5月27日 20:20 ]

交流戦   ロッテ─阪神 ( 2022年5月27日    ZOZOマリン )

<ロ・神>6回2死三塁、佐藤輝からフォークで三振を奪った佐々木朗は帽子を脱ぎ汗を飛ばす(撮影・長久保 豊) 
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発し、6回4安打無失点で7三振を奪ったが、打線の援護なく0─0のまま降板。開幕から無傷の6勝目はお預けとなった。

 佐々木朗は降板後に広報を通じ「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったので、しっかり修正してもっと良い投球ができるように頑張ります」と反省を口にした。それでもこの試合でも直球の平均球速は159・5キロ。前回登板となった20日のソフトバンク戦の161・1キロには及ばなかったが、これでZOZOマリンでは、37回を投げ自責点はわずかに2、防御率は0・49となった。

 佐々木朗は昨年5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利。5回7安打4失点で最速は154キロだった。あれからちょうど1年。異次元の成長を続ける姿をみせつけた。

 【今季の直球の平均球速】
3月27日 楽天戦     157・7キロ
4月3日  西武戦     159・5キロ
4月10日 オリックス戦  159・8キロ
4月17日 日本ハム戦   159・7キロ
4月24日 オリックス戦  159・0キロ
5月6日  ソフトバンク戦 160・6キロ
5月13日 オリックス戦  158・7キロ
5月20日 ソフトバンク戦 161・1キロ

 大リーグでは、スタットキャストが本格導入された15年以降の歴代先発投手の1試合速球系平均球速のトップは21年6月5日のデグロム(メッツ)がマークした100・4マイル(161・5キロ)。2位はグリーン(レッズ)が22年4月16日ドジャース戦でマークした100・2マイル(161・2キロ)。20歳の右腕は世界のトップに着実に近づいている。

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