大谷 異例の仏誌レキップ表紙に 執筆記者「野球が好きなわけではない ただ…」

[ 2024年4月24日 03:15 ]

大谷が表紙を飾ったレキップ誌(提供写真)
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 ドジャースの大谷は今月中旬、フランスのスポーツ紙「L’Equipe(レキップ)」が発刊する週刊誌で表紙を飾った。1940年創刊の大手スポーツメディアだが、同国では野球の選手の表紙は極めて異例。執筆したパリ在住のアントワン・ボーロン記者(25)によるとこの25年で野球の表紙は4度のみで、選手個人の記事は初めてだという。

 「私も野球が好きなわけではない。ただ、外国人選手が米国でスーパースターになり、とてつもない契約を受け取ったという背景に興味を引かれたんだ」

 1月に渡米し、ロサンゼルスのリトルトーキョーを訪れた。唯一のフランス人マイナー選手と話し、大坂なおみとメールアドレスを交換し、パリの日本大使とも接触するなど精力的に取材。大谷の半生を追いかけ、魅力を探る記事を仕上げた。

 「読者からの反響はかなりあった」というが、依然として大谷の同国での知名度の低さは変わらないと述べる。そして、最後にいたずらっぽく大谷を招待した。「翔平はここに来れば静かな休日が過ごせる。誰も写真やサインを求めない。近々旅行を考えているなら、ぜひフランスをお勧めしたいね」。(杉浦大介通信員)

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