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日本ハム・新庄監督 三度目正直で交流戦初勝利、延長勝ち越し「ガッツポーズしすぎて肩痛い」

[ 2022年5月27日 06:00 ]

交流戦   日本ハム9-6ヤクルト ( 2022年5月26日    神宮 )

<ヤ・日>9回、アルカンタラのソロに喜ぶ新庄監督(撮影・西海健太郎)
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 日本ハムは26日、ヤクルトに延長10回の末に9―6で競り勝ち、連敗を3でストップ。今季から指揮を執る新庄剛志監督(50)は交流戦3試合目で初勝利を挙げた。過去2試合連続でサヨナラ弾によるショッキングな敗戦を喫していたが、万波中正外野手(22)が一発を含む3安打で2打点をマークするなど指揮官が期待する若手が躍動。まだまだ最下位に低迷しているが、一歩ずつ前に進む。

 驚異の粘りで、2夜連続の悪夢を払拭した。ノーガードの打撃戦を制して連敗を3で止め、交流戦初白星。新庄監督は「明日、心臓のクリニックに行ってきます。この3試合、世界中の野球好きのファンに見せたいくらいの試合。ガッツポーズをしすぎて肩が痛い」と興奮気味に語った。

 抑えの北山が過去2試合連続でサヨナラ被弾。3試合連続サヨナラ負けなら74年以来48年ぶりの屈辱だったが一丸で勝利を目指した。敗色濃厚で迎えた2点ビハインドの9回にチームを勇気づけたのは万波。ここまで防御率0.00だった相手守護神・マクガフのカットボールを捉え左中間へ8号ソロを放った。さらにアルカンタラも右翼へ8号ソロ。起死回生の2者連弾で一気に追いついた。

 延長10回も万波が存在を示した。相手の暴投で1点を勝ち越し、なお1死三塁。木沢の151キロシュートを左翼線に運び、適時二塁打で追加点を奪った。新庄監督が次世代の主砲として期待する万波は3安打2打点と活躍し「2試合、最後の最後にやられていて、このままズルズルいきたくなかった。タフな3連戦だったけど弾みがつく」と笑顔だった。

 試合前のメンバー表交換の際、新庄監督は敵将の高津監督から「凄い良いチームになってきている。クリーンアップは面白い」と称えられた。過去2試合はショッキングな敗戦を喫したが、昨季の日本一で今季もセ・リーグ首位を走るチームと3試合連続で演じた大激戦。連敗を3で止めた指揮官は「いい戦いができて選手たちに凄いプラスになる」と手応えを口にした。

 新庄監督にとって神宮は20年に48歳で現役復帰を目指して12球団合同トライアウトを受けた球場。引退後はインドネシアのバリ島に移住するなどプロ野球と距離を置いていたが、野球への情熱を示したことが監督就任につながった。思い出の球場で手にした1勝は、今後につながるはずだ。(東尾 洋樹)

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