落合博満氏 監督時代の交流戦「嫌~な思い出はありますね」内心思っていたこともポロリ

[ 2022年5月27日 16:52 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が27日までに「落合博満のオレ流チャンネル」の公式ツイッターに動画を投稿。落合氏が監督時代、交流戦をどのように考えて戦い、どう位置付けていたかを語った。

 今回の動画は落合氏にとっての交流戦はどんなものだったのかを息子で声優の落合福嗣さん(34=@fukushi_o)が直撃取材。まずは公園でたたずむ落合氏に福嗣さんが監督時代には交流戦をどういうふうに考えていたかを聞くと「2005年から始まって、(勝敗は)五分でいいやって思っていたら大負けしちゃってね。その負けがシーズンに直結したっていう嫌~な思い出はありますね」とセ・リーグ首位で突入した交流戦で15勝21敗と負け越し9位に終わった05年の交流戦を回顧。落合氏の言葉通り、この年のセ・リーグ他5球団のうち阪神、巨人、ヤクルト、横浜(当時)が勝ち越して6位以内に4球団が入り、しかも創設1年目の楽天に唯一負け越し「降竜戦」の見出しも躍るなどシーズン後半戦に向けて中日は大きく星を落とした。結局このシーズンは首位・阪神に10ゲーム差の2位に終わった。

 続いて戦い方については「ほかの5球団を見ながらね。5球団が負けてウチだけ勝つということもあるし、逆にウチだけ負けて5球団が勝つっていう…3球団で星を分けるっていうことじゃないんでね。結構戦い方っていうのは難しいと思いますよ」と落合氏でも交流戦は戦い方が難しいと感じていたと語った。

 そして福嗣さんから「その時はセ・リーグの5球団に注目していて、あまりパ・リーグ…相手チームっていうのは意識はしていなかったですか」と監督として意識していたものを聞かれた落合氏は「どっちか言えばセ・リーグの動向の方が気にはなってたね。だからパ・リーグ頑張れ!っていうふうに内心は思ってた」と監督当時の心境を笑顔で振り返っていた。

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