ロッテ佐々木朗希 今季初失策も阪神の走塁ミスに助けられる 4回まで1安打無失点

[ 2022年5月27日 19:11 ]

パ・リーグ   ロッテ─阪神 ( 2022年5月27日    ZOZOマリン )

<ロ・神>4回、先頭の中野の打球をファンブルする佐々木朗希(撮影・長久保 豊) 
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発した。

 初回を3者凡退で立ち上がり、2回に2死から糸原に左前打され、盗塁で得点圏に走者を背負ったが、高山を163キロ直球で三ゴロに仕留めた。大きなピンチを迎えたのは4回だった。先頭の中野の打球は一塁線前の力のないゴロとなったが、佐々木朗がボールを弾いて今季初失策。続く大山の初球が暴投となり、ピンチを広げてしまう。1死三塁で佐藤輝を迎えたが、161キロ直球で二ゴロに仕留め、飛び出した三塁走者をアウトに。さらに三本間に三塁走者が挟まれている間に、佐藤輝は二塁ベースを回ったが、ここでも挟殺プレーとなり、佐藤輝もアウトとなった。相手のミスにも助けられる形で、佐々木朗は4回まで1安打無失点の好投を続けている。

 佐々木朗は昨年5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利。5回7安打4失点で最速は154キロだった。あれからちょうど1年。「交流戦最初の登板になりますが、特別な意識はなく、これまでと変わらずストライク先行の投球でチームの勝利に貢献したい」と話した通り、スコアボードにゼロを重ねた。

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