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入れ替え戦ご免!中大 青学大に快勝、日大含め3校1勝1敗 東都64年ぶり三つ巴PO再戦

[ 2022年5月27日 05:30 ]

東都大学野球順位決定戦   中大9ー6青学大 ( 2022年5月26日    神宮 )

<中大・青学大>2回、左越え2ランを放った中大・北村
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 勝ち点、勝率で並んだ3チームによる4~6位決定戦1試合が行われた。前日に敗れた中大は0―1の2回にプロ注目の北村恵吾主将(4年)が2ランを放つなど一挙7点を奪い、9―6で青学大に勝利。日大を含めた3校が1勝1敗で並んだため、6月1日から再び総当たり戦(UDトラックス上尾)を実施して順位を決める。

 中大・北村は主将を任された時、心に決めたことがある。「自分が打てなくても、チームが負けていても絶対に弱い姿を見せない」。しかし、前日の日大戦で敗れた直後、ベンチで下を向いてしまった。主将になって初めてだった。

 猛省し、敗れれば最下位が決まる一戦で主将の役割を果たした。1点を追う2回に5点奪い、なお2死三塁。内角直球を左越えに運ぶ2ランで一挙7得点の「トリ」を飾った。「投手が過密な日程の中で投げてくれている。投手を勇気づけられるような一打になった」。チームを鼓舞するように何度も吠えた。

 背中を押してくれたのは、スタンドで応援してくれたチームメートやOB。前日にグラウンドを後にする際、「明日も応援に来るから顔を上げて頑張れ」と声を掛けられた。「主将の自分が下を向いてはいけない、と切り替えることができた」と、折れかけていた心を奮い立たせた。

 3チームによる順位決定プレーオフで、2回目までもつれ込むのは58年秋の優勝決定戦以来、64年ぶり。2部1位の東洋大との入れ替え戦回避を懸けた三つ巴の混戦に「この1勝を励みにして自分たちの手で(1部)残留を手にしたい」と北村。主将として、3番打者として。もう下は向かない。(田中 健人)

 ▽58年秋リーグ戦VTR 5チームが勝ち点3で並ぶ大混戦。勝率.583で上位だった学習院大、中大、日大の3チームによる優勝決定プレーオフに突入した。1勝1敗が2度続いた後、3度目のプレーオフで学習院大が連勝し、初のリーグ優勝。当時3強とされた専大、中大、日大以外の優勝は、31年春のリーグ戦開始から史上2度目だった。

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