×

ロッテ育成出身・小沼がプロ初勝利「1軍にいられ幸せ」、阪神キャンプで打撃投手バイト経験の23歳

[ 2022年5月27日 05:30 ]

交流戦   ロッテ6―3広島 ( 2022年5月26日    マツダ )

<広・ロ>プロ初勝利の小沼はウイニングボールを手に笑顔 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 プロ入り前に阪神の春季キャンプで打撃投手のアルバイトも経験した育成出身の23歳。プロ初勝利を飾ったロッテ・小沼は「初勝利の実感はないけど、ウイニングボールをもらって少しだけ出てきた」と笑みをこぼした。

 千葉県出身で少年時代からロッテファンだったが、東総工時代は甲子園と無縁。「一年でも早くNPBに行きたい」と卒業後はBCリーグの埼玉武蔵と茨城で2年間ずつ腕を磨いた。1年目にはロッテOBの小林宏之監督から指導を受け、「もっと、ヤンチャになれ」と助言された。真面目で、打たれ出すと止まらない。そんな欠点を見抜かれ、開き直りの大切さを学んだ。

 この日も生きた。3―2の4回から登板し、野間の二塁打で追いつかれたが、打線がすぐに3点を勝ち越した。「次の回を抑えればいいかな」と5回は気負わずに3者凡退。2回1失点で白星が転がり込んだ。プロ入り前に数々のアルバイトを経験した2年目右腕は開幕直前に支配下登録。「今は1軍にいられて幸せです」。この言葉には実感がこもっていた。(横市 勇)

 ◇小沼 健太(おぬま・けんた)1998年(平10)6月11日生まれ、千葉県出身の23歳。飯岡小3年から野球を始め、東総工では3年時にエース。BC・武蔵、茨城を経て、20年育成ドラフト2位でロッテ入団。昨季はイースタンで34試合に登板し、0勝2敗18セーブ、防御率2・86。最多セーブに輝いた。1メートル89、86キロ。右投げ右打ち。マイブームはヨガ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2022年5月27日のニュース