日本ハム・上沢 「何も思わないようじゃ男じゃない」 神宮3連戦で魂を揺さぶられ一人で投げ切った

[ 2022年5月27日 20:59 ]

交流戦   日本ハム3―2巨人 ( 2022年5月27日    札幌D )

<日・巨>日本ハム先発の上沢(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの上沢直之投手(28)が27日、巨人戦(札幌D)に先発し9回2失点で完投勝利を挙げた。

 8回1死、浅間が勝ち越しの3号ソロを放つと、上沢はベンチで雄叫びを上げ、ガッツポーズを繰り返した。8回まで112球を要したが、9回もマウンドに上がり完投で4勝目をマークした。

 上沢は「火、水、木(曜日)って、神宮で熱い試合というか、見ているだけで魂を動されるような、凄いいい試合をしていたんで。その中でたくさんリリーフのピッチャーが投げてたんで、今日は僕が最初から長いイニング投げるんだという気持ちで臨んでいましたし、あの試合見て何も思わないようじゃ男じゃないなとは思っていました」と、快投の原動力をヤクルトとの“死闘3連戦”と挙げた。

 まさかのエラーで連続イニング無失点は22でストップした。2―0で迎えた5回。2死二塁から中山に131キロのチェンジアップを右前に運ばれ、これを万波がまさかの後逸。打者走者の中山まで生還し同点となった。それでも気持ちを切り替えて勝ち越しは許さなかった。結局5回以外は得点を許さず、9回123球3安打2失点で完投勝利。エースの快投でチームは2連勝となった。

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