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広島・九里 “背信”5回途中6失点KOを猛省「四球が失点に絡んでいるので修正しないといけない」

[ 2022年5月27日 05:30 ]

交流戦   広島3-6ロッテ ( 2022年5月26日    マツダ )

<広・ロ>5回途中、降板する広島・九里(中央)(撮影・奥 調)
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 広島・九里亜蓮投手(30)が背信投球を演じた。26日のロッテ戦(マツダ)で今季最短の5回途中6失点(自責5)KO。点の取られ方が悪く、四球が失点に絡んだ。打線もロッテを上回る12安打を放ちながら3得点にとどまり、交流戦の開幕カードは負け越し。27日からのソフトバンク3連戦(ペイペイドーム)で巻き返したい。

 苦手意識でもあるのだろうか。先発した過去5試合で0勝2敗、防御率7・88と打ち込まれるロッテ戦。3月15日のオープン戦でも5回8失点と炎上し、この日は今季最短の4回1/3で今季最多の6失点(自責5)KOときた。九里は唇をかみしめる。

 「四球が失点に絡んでいるので修正しないといけない。状態どうこうよりチームが勝てる投球をしないといけないし、早い回で降りてしまって中継ぎ投手に申し訳ない…」

 点の取られ方が何しろ良くない。初回こそ3者凡退で立ち上がったものの、味方打線が先制した直後の2回、レアードに逆転2ランを被弾。3回は1死から高部に四球を与えて3連打を浴びた。ボールが先行する苦投。トドメは5回だ。

 先頭・中村奨にストレートの四球。1死後に佐藤都、レアード、角中にまた3連打を許したところで降板を告げられた。球数は実に97球。味方打線がようやく追い付いた直後だけに、攻撃陣の気勢をそぐ背信のそしりは免れない。当然、佐々岡監督の口調も厳しい。

 「3回もだけど、5回は追い付いてもらって“さぁ、これから”というところでストレートの四球。リズムも悪い。ボールボールで入ったり、5回で100球近くいくとね」

 もどかしい状況が続く。8年目の昨季は自身初のタイトル・最多勝を獲得。今季は投手キャプテンにも任命され、さらなる貢献と飛躍を誓っていた。ところが、試合をつくっても数字になかなか表れず、ここまで2勝。九里は、自分に言い聞かせるように言った。

 「チームが勝てる投球をするだけなので映像を見直し、反省するところはして、次にしっかりした投球ができるように準備したい」

 ピリッとしない内容でも5回途中まで引っ張った指揮官は「そういう選手というのは分かっていると思う」とし、チームのけん引役として名誉挽回の好投を改めて求めた。真価が問われる次回登板。九里は百も承知だ。(江尾 卓也)

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