赤星憲広氏 阪神の強さは本物 昨年3勝9敗と苦戦した東京Dの初戦で快勝した意味は大きい

[ 2021年4月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神10ー5巨人 ( 2021年4月20日    東京D )

赤星憲広氏
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 【赤星憲広 視点】決して偶然の1勝ではありません。阪神の今の強さは本物です。しっかりと投打がかみ合っています。

 3回までに5得点するも先発の西勇が5回までに1点差に詰め寄られました。しかしサンズが6回にソロ、梅野も7回2死満塁で2点二塁打。サンズも梅野もそれまでの打席では無安打でしたが、ここぞの場面で結果を出しました。

 ここまでの開幕ダッシュは先発投手が抑えてきましたが、この日は打線が投手陣を助けました。追い上げる巨人を中盤以降に再び突き放した展開は、選手も自信がつくと思います。

 5―4の6回にサンズのソロで1点を追加した後、2番手の岩貞がその裏の巨人の攻撃を3者凡退に抑えたのも、試合の流れでは大きかった。前回14日の広島戦で127球を投げて8回無失点から中5日の登板だった西勇を、チーム全員でもり立て、3勝目をプレゼントしました。

 昨年の直接対決は8勝16敗と大きく負け越し、特に東京ドームでは3勝9敗と苦戦しました。今年も巨人に勝たないとリーグ優勝には近づけません。そういう意味では6日からの甲子園3連戦に2勝1敗と勝ち越し、今年の東京ドーム初戦も最高の勝ち方で嫌なイメージを払しょくできたのは大きい。マルテ、大山、サンズの中軸3人で5発を放っての10得点。丸や若林ら、新型コロナウイルスの影響でメンバーがそろっていない巨人を、今のうちにたたいておきたいところです。(スポニチ本紙評論家)

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