出た、V確率100% 阪神は5発で巨人粉砕8連勝 開幕20戦で16勝以上した過去2度はいずれも優勝

[ 2021年4月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神10ー5巨人 ( 2021年4月20日    東京D )

<巨・神>3回、2打席連続となる2ランを放ち、糸原(右)らと「ラパンパラ」ポーズを決める阪神・マルテ(撮影・北條 貴史)
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 猛虎が止まらない!巨人との首位攻防戦で打線が11安打10得点と爆発し、7年ぶりの8連勝を飾った。3番のジェフリー・マルテ内野手(29)は初回に先制弾を放つなど来日3年目で初の1試合2発。はからずも新助っ人メル・ロハス・ジュニア外野手(30)が“始動”した日に存在感を発揮した。チームは83年ぶり、球団史上3度目の開幕20試合消化時点で16勝以上。過去2度はいずれも優勝しており、優勝確率100%だ!

 宿敵相手に、敵地で猛虎打線が爆発した。クリーンアップ3人で計5発7打点の猛攻劇。その先頭に立ったのはマルテだった。

 「練習でもしっかりとゾーンの球を振ることを心掛けているので、それが試合で結果に出て満足している」

 まずは初回2死、サンチェスの初球150キロ直球を振り抜いた。高々と舞い上がった打球が左中間に着弾し、2試合連続の4号先制ソロとなった。ベンチ前ではお決まりのラパンパラポーズでベンチを鼓舞。チームは先制すれば16戦全勝、そして本塁打が出れば開幕から13連勝。試合開始直後に勝利を決定付けたと言っても過言ではない“ダブル神話弾”となったが、これで終わりではなかった。

 お次は2点優勢の3回無死一塁だ。1ボール2ストライクから再びサンチェスの149キロを捉えた。左翼手・亀井が一歩も動くことなく見送った打球は、またも虎党が陣取る左翼席の中段で跳ねた。来日3年目で初の1試合2本塁打。ゆっくりダイヤモンドを一周すると、今度は一塁走者の糸原と共に、再び、歓喜のポージングだ。

 「何度やっても、みんなとするラパンパラは最高だよ。みんなで盛り上がったりとか一体感になるのは大事なこと。自分だけでなく、みんなでそういう雰囲気をつくっていきたい」

 ヒーローインタビューでも左翼席の虎党に向けてラパンパラを決めた、チーム思いのドミニカン。この日、新助っ人ロハスが2軍に合流した。M砲にとっては、し烈な外国人枠争いを繰り広げることになる好敵手だが、それよりもチームの優勝のため共闘すべき仲間という意識が上回る。「今、チームがすごくいい状況で、彼らもすごくプレーしやすい状況にあると思う。そのためにもしっかり練習を続けて、しっかり勝ち続けたい」。プレーとルックス同様に言動もナイスガイで、チーム内外から愛される「マルちゃん」。矢野監督も「もちろんマルちゃんが打てばムードも上がるし。みんながノッていけるというかね」と称えた。

 開幕20戦で16勝以上は83年ぶり3度目で、過去2度はいずれも優勝している。ということは今季の猛虎は「優勝確率100%」だ。優勝した03年のアリアス以来18年ぶりの“吉兆”となる球団助っ人の巨人戦1試合2発を記録したマルテ。ヒーローインタビューで「これからも優勝に向かって頑張るので、ぜひ応援よろしくお願いします」とファンに約束した。(阪井 日向)

 《83年ぶりの進撃》8連勝の阪神は16勝4敗、勝率・800の快進撃。チームがシーズン20試合時点で16勝以上は、1リーグ時代の37年秋18勝、38年春17勝に続く83年ぶり3度目で、過去2度は優勝。全体でも18年の西武まで延べ13チームのうち10チームが優勝。

 《来日3年目で初》マルテ(神)が初回先制ソロと3回2ラン。来日3年目で初の1試合2発を2打席連発で飾った。巨人戦で2打席連発は昨季も近本が9月15日の3回と5回に記録しているが、外国人選手では03年8月28日にアリアスが3回と5回に打って以来18年ぶり。チームが先制すれば16連勝、本塁打が出れば13連勝の不敗神話もダブルで更新した。

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