大谷翔平 4回1安打無失点も1066日ぶり白星ならず 予定球数で降板 7四死球も7奪三振

[ 2021年4月21日 11:58 ]

ア・リーグ   エンゼルス―レンジャーズ ( 2021年4月20日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>エンゼルスの先発・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は20日(日本時間21日)、本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に今季2度目の先発登板。4回80球を投げ1安打無失点で降板し、勝敗はつかなかった。7四死球を与えたものの、3連続を含む7奪三振の力投を見せた。

 前回登板の同4日(5日)のホワイトソックス戦はDHを解除し「2番・投手」で「リアル二刀流」で出場したが、この日は投手に専念。初回は1死後、3連続四球で満塁としたが、ソラック、カルフーンをフォークで連続空振り三振。2回も1死後、四球を出したが、クイック投球で盗塁死を呼び込んだ。ホルトには初安打を許したものの、カイナーファレファを空振り三振。3回は2死から四球も後続を抑えた。1点のリードをもらった直後の4回も2死から連続四死球を与えたが、カイナーファレファを空振り三振。予定の球数に達し、この回でマウンドを降りた。エ軍は4回に1点を加点し、リードは2点に広がった。

 今季初登板だった前回登板後、右手中指のマメの状態が思わしくなく、打者としての出場を続けながら調整。徐々に状態は良くなり、17日(同18日)にエンゼルスタジアムのマウンドでゲームレベルの全力で30球の投球練習。その後は軽めの調整で、この日に16日ぶりの登板を迎えた。勝てば18年5月20日のレイズ戦以来1066日ぶりの白星だった。

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