北九州男だ!甲斐が初の5打点大暴れでソフトバンク単独首位 3号3ラン含む猛打賞

[ 2021年4月21日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6-4楽天 ( 2021年4月20日    北九州 )

<ソ・楽>2回2死二、三塁、3ランを放つ甲斐(撮影・中村達也)
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 北九州男、ソフトバンクの甲斐がチームを4年ぶりの北九州勝利に導いた。自身初の5打点と大暴れ。9801人の鷹党の視線を独り占めした。

 まずは0―1の2回2死二、三塁。楽天先発・岸の直球を振り抜いた。「最高の形」と自画自賛の打球は左翼席上段に吸い込まれた。推定飛距離は120メートル。一時逆転となる3号3ランで甲斐劇場の幕が上がった。

 6回は1死満塁。直球を引っ張り込み、勝ち越し左翼線2点適時二塁打を放ち、岸をマウンドから引きずり下ろした。

 「思い切って打ちにいった結果、真っすぐを一振りではじき返すことができた。効果的な一本」

 8回にも中前打を放ち、今季初の猛打賞と快音が続いた。

 相性は抜群だ。北九州市民球場デビューは17年4月25日。3打数2安打1打点をマークすると、同年7月には自身初となる2打席連発を含む3安打4打点。通算6試合で通算18打数9安打、10打点。打率は驚異の5割となった。「北九州は好きです。去年できなかった分、ここで野球ができることはありがたい」。昨季、コロナ禍で開催できず、2年ぶりでプレーしたスタジアムに感謝を伝えた。

 守っては7人の投手を好リード。両翼92メートルと狭い球場だが、4回以降、得点を許さなかった。工藤監督は「強いね。また拓也君が北九州で打ったことがうれしいです。3安打、5打点。凄いね」と笑顔が止まらなかった。

 攻守にわたり甲斐が存在感を示し、同率首位で迎えた楽天との首位攻防第1ラウンドを制した。「北九州だから球場に来られる人もいる。勝つ試合を見せられてよかった」。北九州での白星は17年7月19日の西武戦以来、4年ぶりで、同地での連敗を3で止めた。貯金も今季最多の5。単独首位に立った。

 昨季はコロナ禍でプロ野球の本拠地以外での開催が見送られた。地方球場で球音が響いたのは19年9月16日、日本ハム主催の旭川球場でのソフトバンク戦以来、2年ぶり。北九州に帰ってきた甲斐が、プロ野球ファンにも、最高の勝利と笑顔を届けた。

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