レンジャーズ・有原、元同僚・大谷斬りで2連勝!5回2/3を2安打無失点

[ 2021年4月21日 02:30 ]

ア・リーグ   レンジャーズ6ー4エンゼルス ( 2021年4月19日    アナハイム )

エンゼルス戦に先発したレンジャーズの有原(AP)
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 レンジャーズの有原航平投手(28)が19日(日本時間20日)、エンゼルス戦で5回2/3を2安打無失点、今季最多の6奪三振と好投し、自身2連勝をマークした。日本ハムで同僚だった大谷翔平投手(26)、MVP3度のマイク・トラウト外野手(29)をともに2打数無安打に封じた。開幕投手を務めたパドレスのダルビッシュ、ツインズの前田らを押しのけ、米1年目の右腕が日本投手で一番乗りの2勝目を挙げた。

 白球が夜空を舞った。1点リードの4回1死。有原は大谷にチェンジアップを捉えられた。「スタンドに入らないでくれ、という思いで見ていた」。願いが届いたかのように、大飛球はフェンス手前で失速。中堅手J・ガルシアがジャンピングキャッチした。

 「意識はないけど、同じチームでやっていたので対戦できるのはうれしい。そういう気持ちが表情に出ていたのかなと思う」

 15~17年に日本ハムで同僚だった大谷と初対決。マウンドでは自然と笑みが浮かんだ。初回無死一塁の第1打席は内角カットボールで一ゴロ併殺に仕留めた。古巣ではキャッチボール相手。公私で仲のいい後輩を2打数無安打に抑え「スイングも速いし、雰囲気もある。何とか抑えられて良かった」と喜んだ。5回2/3を投げ2安打無失点。2登板連続で無失点に抑え、自身2連勝につなげた。

 登板4試合(20回1/3)で与四球3の制球力が光る。この日は特にスプリットが切れ、6三振のうち5個をこの球で奪った。現役最強打者トラウトもスプリットで2打席連続空振り三振に仕留め「(トラウトは)物凄く有名で日本の野球選手はみんな知っている。良い形で三振を取れたのは自信になる」。今季スプリットでの空振り率は66・7%。昨年のツインズ・前田のチェンジアップが45・3%で、田中将大(現楽天)がヤンキース1年目の14年にスプリットが44・3%だったのを比べても威力が分かる。

 クリス・ウッドワード監督は「凄い仕事をしてくれた。簡単にアウトを奪っているように見せていた」と絶賛。大谷の第3打席直前に走者をためて交代を告げられた有原は「次は最後、びしっと終えて代われるようにしたい」と、今後に向けた反省を忘れなかった。(笹田 幸嗣通信員)

 ▼日本ハム・栗山監督(教え子同士の対戦は)凄くうれしい。(有原から)“翔平、やっぱり凄いです”ってLINEが来てた。翔平の方が後輩なのに航平(有原)がいじられて。あの2人、仲が良かったから、よかったね。(有原には)心配事はあるけど、彼のスケール感を感じた。

 ▼エンゼルスのジョー・マドン監督(有原について)スピードの変化をつけるのがうまい。自分が何をすべきかをよく分かっている投手。バラエティーにあふれる違った球種を持っている。

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