阪神・近本 今季2度目の3盗塁 2年連続タイトルへ大前進 3割10本塁打30盗塁も見えた!

[ 2020年10月31日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-3DeNA ( 2020年10月30日    横浜 )

<D・神21> 3回2死一塁、近本は盗塁を決める (撮影・平嶋 理子)                                                             
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 勝利目前から7度目の引き分け。V逸も決まった悔しい夜に阪神・近本の必死さが伝わってきた。昨年5月1日広島戦以来、2度目の1試合3盗塁。リーグトップ独走の28盗塁へ伸ばし、巨人・増田大を6差へ引き離して2年連続盗塁王に大きく前進した。

 「走ることのできる場面で、しっかり走れたのは良かった」

 塁に出れば何かしてくれそうな雰囲気が漂っていた。3回無死一塁では二ゴロの併殺崩れで一塁に残り、2死から二盗。マルテの四球を挟み、大山の左翼フェンス直撃二塁打で先制の本塁を踏んだ。1―1の5回1死では四球を選び、再び二盗を決めた。糸原の四球後、マルテの左中間二塁打で一時勝ち越しの生還を果たした。

 足で呼び込んだ好循環は打撃にもつながる。2―1の6回2死二塁では国吉の低めカットボールを逆方向に運び、左越えの適時二塁打で追加点を呼び込んだ。「ランナーを還したいと思っていた。自分のできることをやるだけと意識していた」。痛恨の同点を許した後も集中力は途切れない。延長10回は2死二塁から左前打。6試合連続の複数安打で好機を広げ、三たび二盗を決めた。

 リードオフマンとして全3得点に絡む働きを見せ、打率・296まで上昇した。好調の要因を「何かを変えるのではなくて、自分のやるべきことができているからだと思う」と自己分析。矢野監督からは「一個一個がチームの中で価値ある盗塁やバッティングになっている」と評価された。

 打率と本塁打でも大台は目前で、「3割、10本塁打、30盗塁」なら球団では57年田宮謙次郎以来、63年ぶりの快挙。来季こそ猛虎を頂点へと導くためにも、残り8試合で挑むことが近本にはある。 (長谷川 凡記)

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