【球児カウントダウン企画~カルトQ児(1)】高知商2年夏に甲子園で投げ合った左腕は?

[ 2020年10月31日 05:30 ]

1997年8月15日、夏の高校野球2回戦で敗れ、甲子園を去る高知商・藤川球児
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 阪神・藤川球児投手(40)が現役最後の瞬間を迎える11月10日の巨人戦まで「あと10日」になり、惜別のカウントダウンが始まった。記憶にも記録にも残る足跡を語録とクイズでたどる。

 【Q】高知商2年夏に兄・順一さんとの兄弟バッテリーで甲子園に出場。2回戦で投げ合った、のちにドラフト最上位でプロ入りする左腕は誰か?
(1)石川雅規(秋田商)
(2)和田 毅(浜田)
(3)川口知哉(平安) 【答えは一番下】

 《語録で振り返る藤川球児》
 ▼「10年後の自分は3回くらい優勝を経験し、胴上げ投手も1度くらいはやっていると思います」
 ▼「プロ野球選手じゃなかったら、生まれてきていない。名前が球児なんで、野球をやってない自分は存在しないと思います」
 ▼「普通に話そうとも思っていたけど、それじゃ自分らしくないと思った。野村監督は大きな存在感があります。少しでも近づきたい」
 98年12月21日の新入団選手発表で、ドラフト1位として堂々の決意表明。「高校生の割によくおしゃべりになる。タレントにもなれる。二足のわらじでいこうか」と水を向けた野村監督にも「そんなん困ります。面倒見てくれんかったら困ります」と見事に返した。

【答え】
(3)川口知哉。藤川は8回5失点、川口は2安打完封し平安が5―0で勝った。川口は97年ドラフト1位でオリックス入り。石川は青学大を経て01年ヤクルト自由枠で入団。球児と同学年の和田は、早大から02年ソフトバンク自由枠でプロ入りしている。

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