【新井貴浩 視点】広島、早めの反撃と菊池涼の好守が逆転呼んだ

[ 2019年8月7日 08:30 ]

セ・リーグ   広島8-4DeNA ( 2019年8月6日    マツダ )

7回2死一、三塁、宮崎の打球を好捕する二塁手・菊池(撮影・岡田 丈靖)
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 勝敗を分けたポイントは攻守にあった。

 DeNAは抑えの山崎康を含め、勝ちパターンを担う投手がそろって好調を持続する。打線が早い回に反撃、逆転し、彼らの出番がない展開に持ち込めたのが大きかった。

 守備では菊池涼だ。4点リードの7回2死一、三塁で、宮崎が放った中前へ抜けようかという当たりを横っ跳びで好捕したスーパープレー。抜けていれば3点差になり、なおも2人の走者が残る。一発が出れば同点。後ろには長打のあるソト、筒香、ロペスが控えていただけに、その価値は計り知れない。

 アドゥワの初回にも見どころがあった。宮崎、ソトを内角直球で詰まらせ、一邪飛に仕留めた投球。1打席目がそういう結果だと、次は詰まりたくない、内角球を打ち返したいと思い、無意識に体が開きがちになる。それが打者心理だ。

 これまでの磯村ではなく、会沢との初バッテリー。私自身も現役時代に経験がある。捕手が代わると、配球の傾向も変わるだけに嫌だった。会沢のリードはさすがだった。

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