ソフトBの5年目・栗原 リーグ制覇への“シンデレラ・ボーイ”に!

[ 2019年8月7日 08:45 ]

<ソ・ロ14>お立ち台で栗原(中央)を称えるる森(左)と今宮(撮影・中村達也)
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 ソフトバンクの5年目・栗原陵矢捕手(23)が奮闘中だ。勝負強さが光る打撃で出場機会を増やしている。

 7月4日の誕生日に目標を2つ掲げた。一つはプロ初ホームランを打つこと。そして、もう一つは本拠地でお立ち台に立つこと。有言実行なのか――。7月に一気にその名前を売った。

 わずか4日後、8日の西武戦の延長12回1死、一、三塁、サヨナラの中犠飛を放った。東京ドーム開催の主催試合だったため、自身初の“本拠地”お立ち台となった。

 すると、同23日のロッテ戦(ヤフオクドーム)の8回に代打でプロ初本塁打をマーク。翌24日のロッテ戦では4―4の8回1死二塁、再び代打で打席に立つと、決勝の中越え適時三塁打。ヤフオクドームの夢舞台に立ち、1カ月も経たないうちに目標を達成してしまった。

 打力を買われ、昨秋のキャンプから内野守備に取り組んだ。2軍でも出場は1度だけだった外野守備にも挑戦。同28日のオリックス戦で初めて左翼の守備に就き、8月1日から4試合連続で左翼でスタメン出場。甲斐、高谷に続く「第3の捕手」から活躍の場を広げている。

 屈託のない笑顔を見せる23歳に福岡のファンも急増中だ。地元テレビ局のファン100人が選ぶ7月度のMVPに選ばれ、大きなトロフィーをゲットすると「めちゃくちゃ嬉しい」と大喜び。すれ違う人全員に自慢げに披露するなど、ちゃめっ気たっぷりだった。

 もちろん、出番を得るために、日々の努力は怠らない。試合前練習では捕手練習、外野練習、打撃練習と休む暇もなく動き回る。汗だくになり、「体重が減ってる。2キロくらい。いや、今日だけで5キロ」と、まだ冗談を言う元気もある。5年目の若鷹は、ソフトバンクの2年ぶりのリーグ制覇への“シンデレラ・ボーイ”となれるか。(記者コラム・後藤 実穂)

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