星稜・奥川 9K&153キロで零封スタートも「まだまだ状態は上がってくる」

[ 2019年8月7日 15:41 ]

第101回全国高校野球選手権大会 1回戦   星稜1―0旭川大高 ( 2019年8月7日    甲子園 )

<旭川大高・星稜>7回、強風で砂煙が舞い上がる中、力投する星稜・奥川(撮影・北條 貴史)
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 第101回全国高校野球選手権大会の第2日は7日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合は星稜(石川)が1―0で旭川大高(北北海道)に勝利し2回戦進出。プロ注目の最速158キロ右腕・奥川(3年)は9回を投げ切り3安打無失点、9奪三振の完封勝利を挙げた。

 初回から153キロをマークするなど3者連続三振を披露。奥川は試合後「初戦を勝ち切れたことは良かった」と安堵の表情を見せるも「まだまだ状態は上がってくると思う。今日は風に助けられた部分もあった」と振り返った。

 9回には大きな飛球を打たれるなどヒヤリとする場面も。右腕は「本当に気をつけないといけない。打たれてからでは遅い。反省しないといけない」と修正を誓った。

 優勝候補の一角として目された今春センバツでは2回戦・習志野戦せ1―3の惜敗。春の悔しさを晴らすためにも「これからの時間の使い方を大切にして、次戦もっといいゲームができれば」と話し「目標は0点。点数を取られても気持ちの切り替えを大切にして、粘り強く勝てれば」と令和初の大会で石川県勢初の優勝を狙うべく前を見据えた。
 

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