阪神・ガルシア あと一人から白星スルリ痛恨被弾「すべて良かった。本当にあそこだけ」

[ 2019年8月7日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-4ヤクルト ( 2019年8月6日    神宮 )

逆転を許し6回途中で降板するガルシア(撮影・大森 寛明)
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 こんなにも勝利の女神はほほ笑んでくれないものなのか。阪神・ガルシアが手にかけていた白星を逃した。「(6回までは)すべて良かった。本当にあそこだけなので」。1点差の6回に悪夢を見た。2死二塁、中村に初球のチェンジアップを振り抜かれた打球は皮肉にも虎党が陣取る左翼席に着弾。痛恨の被弾で暗転した。

 球数は100球に迫り、この回を投げきれば安定感抜群の救援陣に後を託す見通しだった。矢野監督も「あと1人っていうところでね。何とか粘ってほしいところで、粘り切れてない。あと1人で代えて…という計算なんだけど」と悔やんだ。

 4回までは毎回7三振を奪い、5回までは1失点。5回に青木に許した一塁内野安打ではベースカバーへ走り、マルテのそれた送球を左手で素手捕りを試みる執念も見せた。

 2点の援護を大切に守りながら“あと1死”を取れず、被弾後も安打と四球で2死一、二塁を残して5回2/34失点(自責3)で無念の降板。「あそこで打たれたのがすべて。そこまでは良かったので」。帰り道では心を落ち着かせるように言葉を発してバスに乗り込んだ。

 結果を見れば、完全にトンネルに迷い込んでいる。6月2日の広島戦で挙げた2勝目を最後に9試合連続で白星なし。開幕当初の絶不調からは抜け出したとはいえ、先発投手にとって何よりの活力となる勝利を味わえず、黒星だけが増えていく現状が悩ましい。“10度目の正直”に挑む次回登板で悪い流れを何とか断ちきりたい。(遠藤 礼)

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