楽天・弓削 プロ初完封に続き7回零封 連敗止め3位浮上「連打を浴びずに抑えられた」

[ 2019年8月7日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天10-0西武 ( 2019年8月6日    メットライフD )

力投する弓削(撮影・尾崎 有希)
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 またもスコアボードに0を並べた。1メートル93。日本人史上最長身左腕の楽天・弓削が、初対戦した西武の強力打線の前に仁王立ちだ。「チームの流れが悪い中で勝てて良かった。連打を浴びずに抑えられた」。7回4安打で無四球。プロ初勝利から2試合連続完封の快挙はならずも、無失点イニングを16に伸ばして2勝目を挙げた。

 テークバックでは長い左腕が背中の後ろ側に回るほど。大きな弧を描く腕の振りで最速144キロの直球にカットボール、カーブなどを投げ分ける。「クイックも持ち味。打ちづらいと思う」。先頭打者に安打を許した3、4回はともに併殺でしのいだ。87球。余力十分のように思えたが「(前回完封の)札幌ドームと違って暑さでしんどい部分もあった。投げられるかな、とも思ったけど点差もあったので。また次もある」と先を見据えた。

 思い出の球場での快投だった。小5の時、初の野球観戦で地元・栃木から訪れたのがメットライフドーム(当時インボイス)。05年8月27日、西武・西口が楽天戦で完全試合を逃したゲームだった。時間の関係で途中で帰った弓削だが「選手は体が大きくて輝いて見えた。今思えば、凄い試合を見たんだな…」。延長10回に西口から初安打を放った沖原は現在、球団スカウトで「僕の担当です」というのも不思議な縁だ。

 前回に続き、またもチームの連敗を2で止めた孝行息子。これで西武を抜いて再び3位に浮上した。「それ(連続完封)が全てじゃない。まだまだ次回もある」と平石監督。覚醒近し、の超大型左腕が、チームのさらなる浮上のキーマンになる。(鈴木 勝巳)

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