神村学園「田中トリオ」瞬太朗 令和一番乗り完投!佐賀北との九州対決快勝

[ 2019年8月7日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第1日1回戦   神村学園7―2佐賀北 ( 2019年8月6日    甲子園 )

<神村学園・佐賀北>2失点完投勝利の神村学園・田中瞬(撮影・成瀬 徹) 
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 神村学園(鹿児島)は、エース右腕の田中瞬太朗投手(3年)が5安打2失点で完投し、九州対決となった佐賀北に7―2で快勝。初回に右膝に打球を受けながら、131球で投げきり、令和初完投となった。また、高岡商(富山)は石見智翠館(島根)に延長10回、6―4で競り勝った。

 神戸市生まれの田中瞬が地元で躍動した。131球を投げ切り、令和の完投一番乗りだ。「(令和初)完投の意識はなかったので、結果的にそうなってうれしい。今日は真っすぐが良かった」と喜んだ。

 アクシデントにも動じなかった。初回1死二塁で古川の打球が右膝を直撃。「痛かった。やばいと思った」というが、跳ね返った球を捕手の松尾将が一塁へ投げアウト。本塁を狙った二塁走者も刺して併殺にした。2回からは右膝にテーピングを施し、最速140キロの直球を軸に、終盤3回は完全投球で締めた。スタンドから観戦した母の妙子さんも「普段は頼りない子だけど、今日は力強いですね」と目を細めた。

 帽子のつばには「自覚と責任」とある。「おまえには自覚と責任が足りない」と春の県大会直後に小田大介監督から言われたのがきっかけだ。授業中の居眠り、野球ノートの不提出など、指摘を受けて変わった。指揮官は「勝たせるのがエースの仕事。100点をあげたい」と称えた。

 5番・田中大陸(りく)、7番・田中天馬と「田中トリオ」が話題を呼ぶが、目標は学校の歴史を塗り替える夏2勝だ。「四球を出さないテンポのいい投球ができれば」と田中瞬は思い描いた。 (杉浦 友樹)

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