立命館宇治 吹奏楽部がコンクールで不在、中学とOBの急造吹奏楽で応援

[ 2019年8月7日 20:10 ]

第101回全国高校野球選手権大会 1回戦   立命館宇治(京都)1―0秋田中央(秋田) ( 2019年8月7日    甲子園 )

<立命館宇治・秋田中央>試合に勝利し、笑顔で駆け出す立命館宇治の選手たち (撮影・後藤 大輝)   
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春夏通じて初勝利を挙げた立命館宇治。やむことのない大声援を送り続けた三塁側アルプスの中心にいたのは、立命館宇治中の吹奏楽部と立命館宇治高OBからなる混同応援団だった。

 府大会から応援を続けてきた立命館宇治の吹奏楽部は、この日コンクールがあるため参加できず。甲子園組み合わせ抽選で日程が決まった3日にコンクールがあったという立命館宇治中の吹奏楽部26名は、翌日からわずか3日間という強行スケジュールの中で練習を重ねてきた。立命館宇治中の顧問を務める福原教恵さんは「球児のため、人のためという気持ちで生徒たちは応援しています。大きな経験になっています」。クラリネットを務める竹内陽菜部長は「このような広い球場で演奏するのは初めてなので緊張していますが、嬉しい気持ちです」と笑顔で話した。

 OBのメンバー計23名も最終的に決まったのは前日6日の午後4時。今朝、甲子園へバスで移動する約一時間半の間に顧問から指導を受け、応援の練習をしていたという。急造で造られた応援団だったが、この日の試合では割れんばかりの大声援と華麗な演奏を披露。この日応援に駆けつけた立命館宇治中・高のチャールズ・フォックス校長(68)は「オール立命館の応援で気持ちが良いですね。卒業生も参加してくれて本当に嬉しいです」と目を細めた。

 立命館宇治高の吹奏楽部は、地元を舞台にした京都アニメーション制作のアニメ「響け!ユーフォニアム」の主題歌「DREAM SOLISTER」を応援曲に採用。コンクールから戻ってくる2回戦で初披露される。さらに、この日勝利につながる応援を響かせた混同応援団は、2回戦でもそのまま応援に参加するという。中学、高校、大学の更なる合同応援団で、野球部だけでなく地域住民、そして京都アニメファンへ勇気を届ける。(阪井 日向)

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