【競泳】大橋、平泳ぎ強化で自由形に余力 まるで北島、初日金メダルで精神的に余裕―林享の目

[ 2021年7月29日 05:30 ]

東京五輪第6日 競泳女子200メートル個人メドレー決勝 ( 2021年7月28日    東京アクアティクスセンター )

力泳する大橋悠依(撮影・小海途 良幹)
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 200メートルは接戦が予想されたが、大橋は狙い通りにラスト25メートルの勝負ができたと思う。ポイントとなったのは平泳ぎ。400メートルの時もここで先頭に立ったが、今回もトップに並んで泳ぐことができた。以前は遅れることもあった泳法だが、強化の成果で、最後の自由形の力を残しながら好位置につけられた。自由形は得意で、ラスト勝負には自信があったと思う。前回金メダルのホッスーが低調な中、チャンスをきっちりものにした。

 プラン通りに泳げたのは初日に勝って生まれた精神的な余裕が大きい。初日に始まる100メートルでまず勝って、続く200メートルは落ち着いて自分のレースをして2つの金メダルを獲った北島を見るようだった。

 男子200メートルバタフライの本多は勝負強かった。準決勝8位通過だったが、2位との差は0秒34で、誰にもメダルのチャンスがあった。8レーンで周りを気にせず自分の泳ぎに集中できたこともプラスに働いたと思う。力強さのある瀬戸などに対し、抵抗の少ない伸びるような泳ぎが特長。スタミナのロスを抑える泳ぎで、ラスト50メートルで力を爆発できる。肉体的な負担の大きい種目だが、これで日本は5大会連続のメダル。高い技術力を生かして得意種目にしている。(92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

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