“背水”瀬戸大也 200個人メドレー全体3位で決勝進出 予選16番目からの逆襲 萩野も6位で決勝へ

[ 2021年7月29日 12:16 ]

東京五輪第7日 競泳男子200メートル個人メドレー準決勝 ( 2021年7月29日    東京アクアティクスセンター )

<東京五輪 競泳 男子200メートル個人メドレー準決勝>決勝進出を決めた瀬戸大也(撮影・北條 貴史)
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 男子200メートル個人メドレー準決勝で日本の瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)と決勝進出を決めた。1組を泳ぎ、1分56秒86の2位。全体3位とした。第3泳法の平泳ぎでトップに立ち、最後の自由形でも失速せず上位をキープした。全体16位だった予選から1秒92縮める巻き返しを見せた。3大会連続の五輪出場となった競泳の萩野公介(26=ブリヂストン)も1分57秒47、2組3位で決勝進出を決めた。

 瀬戸は24日の400メートル個人メドレーで予選敗退、200メートルバタフライは予選を通過し準決勝に進むも、全体11位で敗れた。

 背水で臨んだ200メートル個人メドレーでは28日の予選で5組を泳ぎ、1分58秒15の5位で全体16位で準決勝に進出。「最後はレースを楽しんで、本当に応援して下さる方々に結果で恩返ししたいっていうのがあったんですけど、ちょっとそういうのも一回置いておいて、まずは自分が納得できるレースをというところ」とした。

 敗退が続き「周りからも楽しんでる感じではないと声をかけてもらった」とし「自分自身も2回目のオリンピックでレースを楽しんで勝負も楽しみたいと思って予選を泳いだ」と楽しむ気持ちに切り替え、最下位から巻き返して決勝へ駒を進めた。

 萩野は28日の予選で6組に出場し、1分57秒39で4位。全体5位で決勝に進出していた。

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