柔道 ウルフ・アロン 準決勝突破で銀メダル以上が確定!男子100キロ級・井上康生以来の「金」へ

[ 2021年7月29日 18:07 ]

東京五輪第7日 柔道男子100キロ級 ( 2021年7月29日    日本武道館 )

<東京五輪 柔道 男子100キロ級準決勝>優勢勝ちで決勝進出を決めたウルフ・アロン(撮影・北條 貴史)
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 柔道男子100キロ級のウルフ・アロン(25=了徳寺大職)が、準決勝で第1シードのリパルテリアニ(ジョージア)を破り、五輪初出場で決勝進出が決定。銀メダル以上が確定した。同階級では日本男子監督を務める井上康生が制した2000年シドニー五輪以来となる金メダルへ、あと一歩まで迫った。

 準決勝の相手は第1シードの実力者だったが、冷静に試合を運んだ。そして2分41秒に大内刈で技あり。最後まで激しい攻防が続いたが、優勢勝ちとなった。

 初戦の2回戦ではフラモフ(ウズベキスタン)に対して、1分23秒に浮技で一本勝ち。さらに準々決勝でもパルチク(イスラエル)から3分28秒に大内刈りで技ありを奪い、優勢勝ち。落ち着いた試合運びが光った。

 ◆ウルフ・アロン 1996年(平8)2月25日生まれ、東京都出身の25歳。6歳で柔道を始め、千葉・東海大浦安高―東海大。15、16年の講道館杯100キロ級連覇。世界選手権は17年優勝、18年5位、19年銅メダル。19年は体重無差別の全日本選手権で初優勝した。了徳寺大職。左組み。得意技は大内刈り、内股。東京五輪男子100キロ級代表。父が米国出身。1メートル81。

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