男子バスケW杯決勝の再現はスペインの勝ち 2敗のアルゼンチンは8月1日に日本と対戦

[ 2021年7月29日 22:54 ]

東京五輪第7日 男子バスケットボール予選リーグ ( 2021年7月29日    さいたまスーパーアリーナ )

バランスを崩しながらパスを繰り出すスペインのルビオ(AP)
Photo By AP

 予選リーグC組で26日に日本を11点差で下したスペインは、W杯中国大会(2019年)の決勝で20点差で勝っていたアルゼンチンを81―71(前半40―34)で下して2戦2勝。この結果、C組では同じく2戦2勝のスロベニアとスペインが決勝トーナメント進出を決め、2敗となった世界ランク4位のアルゼンチンはC組3位をかけて8月1日に日本と対戦することになった。

 スペインでは日本戦で20得点と9アシストをマークしていたガードのリッキー・ルビオ(30=ティンバーウルブス)が26得点と5リバウンド、4アシストをマーク。レイカーズで2度のファイナル制覇に貢献しているパウ・ガソル(41)も9得点と8リバウンドを稼いで勝利に貢献した。

 アルゼンチンは第1Qの序盤7―0、12―3といい滑り出しを見せていたが、第2Qに入って9―20と失速。ニコラス・ラプロビットラ(31)が4本の3点シュートなどでチーム最多の27得点、ベテランのルイス・スコラ(41)は13得点を記録したが後半に入って勝機は見い出せなかった。

 なお予選リーグ3組のうち3位の上位2チームも決勝トーナメントに進出できるが、現段階では1勝1敗のドイツ(B組)とチェコ(A組)がその枠に入っている。同率ならば合計得点で決着するが、2試合を終えてドイツは181点、チェコは161点、アルゼンチンは171点、日本は158点。日本は予選最終戦のアルゼンチン戦によりハイスコアで勝つことが決勝トーナメント進出への条件となっている。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月29日のニュース