伊藤美誠の練習相手・坂根翔大 「吉田羊さんみたいな格好良い女性に」が口癖だけど「もう十分に格好いい」

[ 2021年7月29日 21:35 ]

伊藤美誠が練習する関西卓球アカデミーで万歳する王子コーチ(後方左)、練習パートナーの坂根翔大(中央)
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 銅メダルを獲得した伊藤美誠が小学6年の頃から練習拠点とする関西卓球アカデミー(大阪市北区)で、日本リーグ男子2部で活躍しながら伊藤の練習パートナーを務めてきた坂根翔大(24)は「ホッとしました。勝てると思ってた」と胸を撫で下ろした。

 この日は準決勝、3位決定戦を同アカデミー「美誠専用練習場」でテレビ観戦。「2ゲーム目から相手の回転に慣れた。行けると思った」と分析した。

 坂根は、リオ五輪後の16年10月から伊藤の練習パートナーに。自身も兵庫・育英高時代に全日本ジュニア8強入りし、今も子どもを指導するかたわら社会人として現役で活躍する左利き選手で「石川佳純さん、丁寧ら左利きの選手対策で。5年になります」と語った。プライベートでも、練習後に伊藤の母・美乃りさんら『チーム美誠』と一緒に食事をともにするそうで「いつもSNSで店を探してきて、連れて行かれる(笑い)。食べるのが好きですね。夜中にお菓子を作って、次の日の練習場に持ってきたり。普通の20歳の女の子です」と美誠の活躍を喜んだ。

 「美誠ちゃんがよく口にするのは『女優の吉田羊さんみたいな格好良い女性になりたい』と。金メダルと銅メダルです。もう十分に格好いいと思いますが」と目を細めた。

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2021年7月29日のニュース