佳純“屈辱”準々決勝敗退に涙、団体戦に向け「気持ち切り替えたい」

[ 2021年7月29日 05:30 ]

東京五輪第6日 卓球   石川佳純1ー4ユ・モンユ ( 2021年7月28日    東京体育館 )

女子シングルス準々決勝でシンガポール選手(奥)にポイントを奪われ、苦しい表情の石川佳純
Photo By 共同

 石川にとって屈辱的な敗戦となった。準々決勝のユ戦で後がなくなった第5ゲームに10連続失点。卓球界には「11―0で勝ってはいけない」という暗黙のマナーがある。相手がわざとミスをして“情けの1点”をもらった後、1点返したものの、2―11で敗れた。

 試合後は「最後は何をしているのか分からなかった」とぼう然。集大成と位置付けた3度目の五輪のシングルスで、悲願のメダルに届かず涙を流した。8月1日から始まる団体戦へ「キャプテンとして気持ちを切り替えたい」と前を向いた。

続きを表示

2021年7月29日のニュース