金メダル新井の母校、児玉高柔道部・柏又監督 将来を見据え70キロ級へ階級アップ促した恩師

[ 2021年7月29日 05:30 ]

東京五輪第6日 柔道 ( 2021年7月28日    日本武道館 )

<柔道女子70キロ級決勝>金メダルを獲得し抱き合い喜ぶ新井(右)(撮影・会津 智海)
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 柔道・女子70キロ級で初出場の新井千鶴(27=三井住友海上)が決勝でミヒャエラ・ポレレス(オーストリア)に優勢勝ちし、金メダルを獲得した。

 小さくまとめず、大きく育てる――。57キロ級で埼玉・児玉高に入学してきた新井を、将来を見据えて70キロ級へと2階級上げることを促したのが、同校柔道部監督として指導に当たった柏又(かしまた)洋邦氏(54)だ。新井は中2の頃から同校の稽古に参加しており、その頃は48キロ級。当初の印象を「ひょろっとして線は細かった。今も足技が得意だが、柔道は器用だった。それに芯が強くて、精神的なものが光っていた」という。

 階級アップを勧めた理由は、家族の体が大きく成長を予見したことと、組んで足技を生かすスタイルが重い階級で生きると考えたから。高3前に70キロ級に上げる際には、当時県内の63キロ級のライバルに大きく負け越していたことから「逃げるようで嫌だと、本人は抵抗した」と柏又氏。受け入れると毎日3時間の稽古とトレーニングに自主練や食トレに励み、高3でインターハイに初出場初優勝。世界一の下地は、恩師の慧眼(けいがん)と本人の努力でつくられた。

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