入江陵介は全体8位で決勝進出「今持てる100%は出した」 砂間敬太は11位で敗退

[ 2021年7月29日 11:39 ]

東京五輪第7日 競泳男子200メートル背泳ぎ準決勝 ( 2021年7月29日    東京アクアティクスセンター )

<東京五輪 競泳 男子200メートル背泳ぎ準決勝>全体8位で決勝進出を決めた入江陵介(撮影・北條 貴史)
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 男子200メートル背泳ぎ準決勝で日本の入江陵介(31=イトマン東進)が決勝進出を決めた。砂間敬太(26=同)は全体の11位で進出はならなかった。

 入江は1組に出場し、1分56秒69で4位。全体8位で決勝に進み「落ち着いたレースができた」と振り返った。

 レース直後のインタビューでは「今持てる100%は出した。(調整は)自分のやることを意識してやっていたので、出し切りました」と話した。「(世界の面々は)正直僕なんかがメダル目指すって言うのも失礼なくらいのレベルの選手たち。まず決勝に進めるように願う。メドレーリレーもあるので最後の最後まで全力尽くしたい」とし、メダルを獲れなかった2016年リオ五輪の雪辱を期す決勝進出を決めた。

 初の五輪舞台の砂間は2組で1分57秒16の7位で全体11位。「結果は散々で…入江さんと2人で(決勝に)残るのが目標だったので叶わなくて残念。明日は入江さんの応援しっかりしたい」と話した。序盤からハイペースなレースとなったが「世界は前半からいっている。世界のスピードを肌で感じる体験をしたかったし、体は動いていたので前半からいけた」と振り返った。

 ◆入江 陵介(いりえ・りょうすけ)1990年(平2)1月24日生まれ、大阪府出身の31歳。男子背泳ぎの第一人者。五輪は08年北京大会から出場し、12年ロンドン大会200メートルで銀、100メートルで銅メダルを獲得。大阪・近大付高、近大出、イトマン東進。1メートル78、67キロ。

 ◆砂間 敬太(すなま・けいた)1995年(平7)5月8日生まれ、奈良県出身の26歳。18年アジア大会、19年世界選手権代表。奈良・天理高、中大出、イトマン東進。1メートル80、80キロ。

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