ウルフ・アロン やったぜ!金メダル 伝統の階級で5大会ぶり日本勢制覇 今大会日本男子5個目の金

[ 2021年7月29日 19:11 ]

東京五輪第7日 柔道男子100キロ級 ( 2021年7月29日    日本武道館 )

<東京五輪 柔道男子100キロ決勝>金メダルを獲得し、ガッツポーズで雄叫びを上げるウルフ・アロン(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 柔道男子100キロ級のウルフ・アロン(25=了徳寺大職)が、決勝でチョ・グハム(韓国)を破り、五輪初出場で悲願の金メダルを獲得した。同階級では日本男子監督を務める井上康生が制した2000年シドニー五輪以来となる金メダル。伝統の階級で、5大会ぶりに日本勢が表彰台の真ん中に立った。

 また、日本男子としては60キロ級・高藤直寿(28=パーク24)に始まり、66キロ級・阿部一二三(23=パーク24)、73キロ級・大野将平(29=旭化成)、81キロ級の永瀬貴規(27=旭化成)に続く今大会5人目の金。これまで1大会最多だった1984年のロサンゼルス五輪の4個を上回る快挙となった。

 決勝は「ウルフタイム」で決めた。延長戦に強く、体力も集中力も保てることから延長戦は「ウルフタイム」と称される。本戦では勝負がつかなかったが、延長戦に入ると攻勢。そして9分35秒に大内刈りで一本勝ちを決めて、金メダルを獲得した。

 ここまで順調に勝ち上がった。初戦の2回戦ではフラモフ(ウズベキスタン)に対して、1分23秒に浮技で一本勝ち。さらに準々決勝でもパルチク(イスラエル)から3分28秒に大内刈りで技ありを奪い、優勢勝ち。最大のライバルとみられていた準決勝の第1シード・リパルテリアニ(ジョージア)に対しても2分41秒に大内刈で技あり。最後まで激しい攻防が続いたが、優勢勝ちとなった。落ち着いた試合運びだった。

 ◆ウルフ・アロン 1996年(平8)2月25日生まれ、東京都出身の25歳。6歳で柔道を始め、千葉・東海大浦安高―東海大。15、16年の講道館杯100キロ級連覇。世界選手権は17年優勝、18年5位、19年銅メダル。19年は体重無差別の全日本選手権で初優勝した。了徳寺大職。左組み。得意技は大内刈り、内股。東京五輪男子100キロ級代表。父が米国出身。1メートル81。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年7月29日のニュース