男子200M背泳ぎ 入江陵介が決勝進出 100準決敗退のリベンジ 砂間敬太は敗退

[ 2021年7月29日 11:04 ]

東京五輪第7日 競泳男子200メートル背泳ぎ準決勝 ( 2021年7月29日    東京アクアティクスセンター )

<東京五輪 競泳 男子200メートル背泳ぎ準決勝>全体8位で決勝進出を決めた入江陵介(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 男子200メートル背泳ぎ準決勝で日本の入江陵介(31=イトマン東進)が決勝進出を決めた。砂間敬太(26=同)は進出はならなかった。

 入江は1組に出場し、1分56秒69で4位。全体8位で決勝に進み「落ち着いたレースができた」と振り返った。

 28日に行われた予選では1分56秒97で2組4位、全体8位で準決勝に進出した。26日の男子100メートル背泳ぎ準決勝では2組で53秒21の5位。53秒20までの選手が決勝に進出し、わずか100分の1秒差で決勝を逃して「ただただ悔しい」と唇をかんだが、それでも「まだ200があるので切り替えて頑張りたい。しっかり決勝進出できるよう集中してやりたい」と前を向いていた。

 初の五輪舞台の砂間は2組で1分57秒16の7位で全体11位。序盤からハイペースなレースとなったが「体は動いていたので前半からいけた」と振り返った。

 28日の予選では全体9位で準決勝に駒を進めた。目標の1分56秒台前半からは遅れ「予選から速く泳ごうとしたが、ダメでした」と感覚とタイムのズレを確認。「初めての五輪で緊張したが、準決勝に進めてホッとしている。準決勝はプールから上がれないぐらい頑張りたい。8番でもいいので決勝に残りたい」と力を込めていたが、及ばなかった。

 ◆入江 陵介(いりえ・りょうすけ)1990年(平2)1月24日生まれ、大阪府出身の31歳。男子背泳ぎの第一人者。五輪は08年北京大会から出場し、12年ロンドン大会200メートルで銀、100メートルで銅メダルを獲得。大阪・近大付高、近大出、イトマン東進。1メートル78、67キロ。

 ◆砂間 敬太(すなま・けいた)1995年(平7)5月8日生まれ、奈良県出身の26歳。18年アジア大会、19年世界選手権代表。奈良・天理高、中大出、イトマン東進。1メートル80、80キロ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月29日のニュース