出川哲朗 ビートたけしと1回限りの食事会で聞いたリアクション芸の真髄「絶対に忘れるなよと」

[ 2022年12月14日 21:55 ]

出川哲朗
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 お笑いタレント出川哲朗(58)が、14日放送の日本テレビ系「いきざま大図鑑」(後7・00)に出演し、ビートたけし(75)と1度だけ行った食事会について語った。

 番組では、お笑い番組「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の映像を見ながら、思い出話に花を咲かせた。今でこそリアクション芸の第一人者的なポジションだが、同番組に出演していた当時の出川は、まだまだ若手。「この番組で、リアクション芸は団体芸なんだなというのを教わった」と打ち明けた。

 番組では、クイズに不正解になると、近くで火薬が爆発したり、ミサイルが飛んで来たりと、今では考えられないような罰ゲームが用意されていた。そこで重要になったのが、リアクション芸。たけし軍団メンバーが前振りを買って出て、出川は「ダチョウ倶楽部」や「キャイ~ン」ウド鈴木らとともに、大オチを務めることが多かったという。

 そんなある日、たけしから食事に誘われたという。「殿(たけし)とのご飯なんて1回こっきりなんだけど。“出川、キャイ~ン、ご飯食いに行くぞ”って、マネジャーも誰も行かないで、4人だけですし屋に連れて行ってもらったことがあって」と振り返った。

 その席で言われたのが、リアクション芸についてだったという。「“お前らが現場で笑いを取ってるのは、(たけし)軍団とかがフリをやってくれて、お前とか(上島)竜兵とかウドとかが大オチで爆笑取ってるだけなんだから。そのフリをやってくれる人に感謝は絶対に忘れるなよ”とだけ言ったんだよ」。その言葉は深く心に刻まれているようで、「いまだにフリをやってくれる人に感謝は忘れない」と話した。

 出川は「そのフリを、(たけしの)一番の弟子なのに俺らのためにフリをやってくれる軍団さんには、本当に感謝だったね」と、感謝しきりだった。

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2022年12月14日のニュース