権田修一 理想は18秒ではなく“権田の6秒”「そこはこだわりを持っています」

[ 2022年12月14日 17:47 ]

権田修一
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  サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表GK権田修一(33=清水)が14日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演。大きな話題となった1次リーグ初戦・ドイツ戦での“権田の18秒”について語った。

 今大会の自身のベストプレーを聞かれ、決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦の後半18分にモドリッチの強烈なミドルシュートを左手一本ではじき出した場面を挙げた権田。そしてもうひとつ、1次リーグのスペイン戦の後半43分すぎにオルモの右足シュートをキャッチした場面に触れ、「自分の中ではいいシーンだと思っていて。やっぱり、キャッチをすることで相手の攻撃を終わらせられる」と話した。

 11月23日のドイツ戦では前半にPKを献上して先制点を許したが、後半は18秒間で“神セーブ”4連発。24分44秒にホフマンの右足シュートを止めると、5秒後にニャブリの左足シュート、25分にニャブリのヘッド、2秒後にニャブリのシュートとことごとく防いだ。しかし権田は“キャッチできなかった”ことに納得がいっていないという。「ドイツ戦の“18秒”っていっていただいているのも、実は6秒で終わらせられた。自分の中では2つ目のシュートはキャッチできたんじゃないかっていう思いがあって」とし、「その反省がドイツ戦であったので、このゲーム(スペイン戦)で大事な時にキャッチできたっていうのは、大会の中でも成長できたなと感じられた」と振り返った。

 そして「(権田の18秒は)あれ結局コーナーキックになるんです。そうするともう1回ピンチが続く。でもキャッチすることで相手の攻撃が終わってマイボールで試合が始められる。攻撃を長くしていたほうが失点するリスクは減るし、得点できるチャンスも増えるので」と続け、「キャッチできるっていうのはすごく大事なことだなと、そこはこだわりを持っています」と持論を語った。

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