河合郁人 どん底の時代…救ったジャニーさん&亀梨和也の言葉明かす 「すごく勇気をもらえた」

[ 2022年12月14日 12:56 ]

A.B.C-Z
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 「A.B.C-Z」の河合郁人(35)が13日、テレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(月曜後11・45)にゲスト出演。どん底に落ちた時、「KAT―TUN」亀梨和也(36)の一言に救われたと明かした。

 2007年、後輩グループの「Hey!Say!JUMP」が先にデビューした際、昭和62年生まれの河合は「昭和生まれはもうデビューできないと。空気で感じてねって言われてるような感じ方をしてしまった」と不安いっぱいに。「初めてプライベートで食事しながら会議しました。デビューをあきらめて独自路線いくか、バックダンサーでやるかと」とグループで真剣に話し合ったという。

 追い打ちをかけるように、今度は後輩グループのライブで前説をすることに。「めちゃくちゃ嫌でした。前説やったのが僕とキスマイの藤ケ谷(太輔)。僕たちがお客さんをあおって。Hey!Say!JUMPを呼んで、彼らが登場するっていう。嫌だなと思ったんですけど、事務所の人に前説は亀梨とかもやってたからと言われて。でも亀梨くんがやってたのはタキツバ(タッキー&翼)の前説だったんですよ。先輩だからまだいいけど、後輩の前説は…めちゃくちゃ複雑でした。ぐちぐち2人で行ってましたねえ」と回想。

 それでも「その経験があったからこそ、今、藤ケ谷も鶴瓶さんとMCやってますからね。ジャニーさんもさりげなく、悔しいと思うけどYOUたちは喋りが得意なんだから頑張りなさいっていう意味が込められたのかなと。自分たちが気付けなかった得意な部分をジャニーさんはパス出してくれてたのかなと」とジャニー喜多川さんの先見の明に感服。

 「先輩が前説だって思わせてしまうのもかわいそうなので本番は藤ヶ谷と一緒に全力で前説をやった」といい、「ジャニーさん、逆に厳しかったんです。盛り上がらなかったら“なんで喋りうまくいけないの?”とか。かっこいい路線の人がミスしても言わない。YOUそれはかっこいいよとか個性的だよ!とか上げるんですけど、喋りで返せる人にはジャニーさん言ってくるので、そこで勉強できるんです。あえてイジってくれるから、しゃべりの引き出しが増えてくる」とジャニーさんのイジリに対抗することで喋りの腕が磨かれた。

 2008年に「A.B.C-Z」結成。橋本良亮が加入し、ほとんどの楽曲を橋本が歌う状態になった。「こんなにあからさまに歌う量が少なくなるんだと悩んだ。今まで4人の時はバランスよく歌ってたのに」と、どん底まで悩んだ。しかし、「KAT-TUN」の亀梨和也に不安を打ち明けたところ、「センターに橋本がいるから、目立つことができないのでどうしたらいいですか?と。“センターでボーカルは橋本がいる。河合は喋りとかモノマネの特技があるからバラエティーのセンターを確立したらいいんじゃない?”って。“みんながそれぞれ得意な分野でこの時は僕がセンターで引っ張るっていうチームになったら最強のグループになる”って言ってくださって。すごく勇気をもらえたというか安心した。自分のやるべきことが明確になった瞬間だった」と感謝した。

 「バックダンサー4人のグループだったので橋本加入でメインのグループになれてうれしかったけど、バラエティやりたい、かっこつけたい。めちゃくちゃ悩んでたので…未だに連絡とったり、遊んだりするのは亀梨くんです」と恩人であることを明かした。

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