川島明「ラヴィット!」Jアラートで「飛ぶかも」と冷や汗 解除後はマグロ解体ショー「うちだけ」

[ 2022年12月14日 13:55 ]

<LINE NEWS AWARDS 2022>芸人・タレント部門を受賞した麒麟・川島明
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 お笑いコンビ「麒麟」の川島明(43)が14日、都内で開催された「LINE NEWS AWARDS 2022」に出席した。

 今年話題になった人物や記事、メディアを、スマートフォンニュースサービス「LINE NEWS」が独自の基準で選出・表彰する同アワード。

 川島は芸人・タレント部門を受賞。「視聴者のみなさま、共演者のみなさま、スタッフのみなさま、家族を代表してここに立たせていただいている。とらせていただいた、という賞です」と謙遜した。

 今年、上半期のテレビ出演本数1位を獲得したが、年間ではバナナマン・設楽統がトップに。「テレビに1番誰が出たのかを私の番組内で生発表することになって。スタッフさんも“川島が優勝するんだ”という気持ちで応援してくれたけど、ふたを開けたら1位が設楽さん。私は2位という結果に甘んじてしまって。あのとき、すごく悲しい顔でスタッフさんが、くす玉と紙ふぶきを回収してたのが忘れられない景色になった」と年末に悔しい思いをしたことを明かした。

 その上で、来年の抱負を漢字一文字で表すと「一」。「来年こそ1位を。今年は呼ばれる番組を断らず、楽しくお仕事させていただいた。それでも1位になれなかったので、来年はいろんな番組に一瞬だけ後ろを通り過ぎたり、呼ばれてもいないのに顔を出したり。1位を取ってやろうという意気込みで“一”に」と説明した。

 冷や汗をかいたエピソードを問われると、MCを務めるバラエティ「ラヴィット!」(月~金曜前8・00)の11月3日の放送を回想。放送直前に北朝鮮からミサイルが発射されたもようと全国瞬時警報システム(Jアラート)が発表され、番組は49分遅れでスタートした。「私にとっても未曾有の事態で。もしかしたら番組が飛ぶかもしれない」。そんな状況の中、スタッフが出演者をスタジオから楽屋に移動させようとすると「共演者のみなさんが、スタジオから動かない。絶対やるぞ、という意思だった」と言い、最後まで諦めない姿勢に感謝した。

 「うちだけじゃないですか。Jアラートが解除されて5分後にマグロの解体ショーやった番組は。一局ぐらい、こういう楽しい番組があってもいいんじゃないかなと。みなさん心の拠り所として頑張らせていただきました」と会場の笑いを誘っていた。

 「ラヴィット!」は「日本でいちばん明るい朝番組」をコンセプトに、相席スタート、アインシュタイン、アルコ&ピース、EXITら芸人を多く起用し、朝の番組としては珍しい“お笑い路線”が反響を呼んでいる。10月には400回放送の節目を迎えた。

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2022年12月14日のニュース