権田修一 親善試合でのPK戦実施プランで大切なこととは?「緊張感なくやるなら意味がない」

[ 2022年12月14日 18:24 ]

W杯カタール大会決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦のPK戦で、2人目のブロゾビッチにPKを決められる権田(撮影・小海途 良幹)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表GK権田修一(33=清水)が14日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演。日本協会がPK戦対策のため、年代別日本代表の親善試合でPK戦を積極的に採用するプランを明らかにしたことについて持論を述べた。

 日本はW杯決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦で敗れ、南アフリカ大会パラグアイ戦に続きPK戦2連敗となった。これを受けて反町康治技術委員長は12日、「PKを運に任せてはいけない。クロアチアは4年前もPK戦で勝ち上がった。駆け引き、GKのサイズなどを経験させ、勝負強さも身に付けさせたい。代表活動で積極的にやっていく」と話した。

 権田は「僕を含めてPK戦の場数が足りないっていうのは間違いなくある」としつつ、「練習で打てるPKと究極の緊張感の中で蹴るPKは状況が違う」と自身の経験を披露。続けて「今回PKで悔しい思いをして今後僕らが親善試合でPK戦をやる時は、クロアチアに勝つため、W杯でベスト8以上に行くためっていうメンタリティーでしっかり蹴れるので、そういうメンタリティーで緊張感を持って蹴れるのなら、親善試合でPK戦をやることもすごく意味がある」と話した。逆に“親善試合だから”というテンションで蹴るPKは「本番にはまったく生かされない。緊張感なくやるのなら、正直やる意味がないと思う」とし、「いかに本番を想定してしっかりできるかが大事」と力を込めた。

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2022年12月14日のニュース