ボクシング通の千原ジュニア「どんな言葉もあてはまらない」4団体統一王者・井上尚弥を絶賛

[ 2022年12月14日 15:56 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(48)が14日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後3・55)に生出演。WBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が、WBO同級王者ポール・バトラー(34=英国)を11ラウンド1分9秒KOで破り、日本人初の4団体統一王者となったことに言及した。

 番組では13日に行われた一戦を紹介。芸能界屈指のボクシング通として知られるジュニアは「なんて言うんでしょうね。どんな言葉もあてはまらない感じですね。現役、地球上にいるボクサーで一番強いわけですから」と改めて井上の強さを称賛。「パウンドフォーパウンド(PFP)と言って17階級全部(体重を)一緒にした場合、誰が一番強いのかってボクシング雑誌でやるんですけど、1位はマイク・タイソンだった。時をへて、まさか日本人が地球上で一番強いボクサーになるとは。井上尚弥さんですから」と異次元の強さを紹介した。

 そして、井上が来年は1階級上のスーパーバンタム級で4階級制覇を狙うことについても「元々はライトフライで世界チャンピオンになられた。そのライトフライでやられてる頃に大橋会長が“ジュニアさん、尚弥はね、適性はスーパーバンタムですよ”っておっしゃったんです」と大橋ジムの大橋秀行会長の過去の発言を紹介し「いやいや、そんなわけないじゃないですかって言ってたんですけど、ほんまにそうやなって」とジュニア自身も現在の井上の強さから、考えを改め直したと語った。

 また、井上の強さの秘訣として「僕が言うことじゃない」としながらも「ディフェンス、オフェンス素晴らしいし、逆に言うと必殺技がない強さ。全部が、全パンチが、全ガードが」と攻防どちらも超一級品とした。「ここまでレベル高いところでやれているのは、僕はやっぱり強さの秘訣は自分を律する心って感じがしますね。ボクシングを愛してボクシングのためだけにって。いろんな誘惑あるなかで、すべて律してボクシングに向かって」とボクシングにすべてをかけ、律する心を持っていることが強さの秘訣ではと語った。

 その上でジュニアは「人間力がここまで素晴らしいボクサーはなかなか、現れないんじゃないかなと思います。家族愛、絆とか」とボクシングの強さだけでなく人間力も超一流と絶賛した。

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