原口あきまさ さんまのものまねはオーディションのダメ出しの“怒り”から誕生 “歯”にはこだわり

[ 2022年12月14日 16:53 ]

ものまねタレントの原口あきまさ
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 ものまねタレントの原口あきまさ(47)が13日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。お笑いタレント・明石家さんま(67)のものまねをやり始めたきっかけを明かした。

 この日は盗塁王と外野部門のゴールデングラブ賞に輝いたロッテ・高部瑛斗外野手(25)とトークを展開。高部から「いつからさんまさんとかやり出したんですか」と話を振られると、原口は「さんまさんはオーディションで、ものまね番組の。それこそ(お笑いコンビ)解散して、オーディションで生まれたんです」と明かした。

 原口はお笑いコンビを組んでいたが、解散してものまねを始めたというが、さんまのものまねについては「自分が用意していってるわけではなかったんです」と告白。「自分が用意していってるネタをそこでネタ見せした時に、ようはトライアウトですよね。そこでダメだった」と語った。

 関係者からは「お前がやってるものまねは、いろんな人がやってる、他の芸人でもやってるから。こっちは新しい逸材が欲しい。誰もやってないものまねをやってるやつが欲しいんだ」と言われたとし、「僕も若かったんで。ルーキーですわ。21ぐらいかな、19、20歳。それぐらいの時だから、そう言われちゃったらカチンとくる方が先じゃないですか。なんで認めてくんねえんだみたいな方が先で、その怒りがブワーって増しちゃって、誰もやってないものまねって誰がいるんだろう、そうか、さんまさんとかかなって思って」とひらめいたという。

 そこで「さんまさんとかですかね」と言おうとしたが、怒りのあまり「さんまさんできます!」と断言してしまった。「できもしないのに。やってみろってなる。そこで、そん時のさんまさんの引き出しが、“いやー、ワッホー!”ばたんと倒れて、もう一回起き上がって、“いやー、ワッホー!”ばたんと倒れて。これ1分ぐらいやってたかな」とした。

 「これダメだなと思って。まためちゃくちゃ言われるなと思ったら」、4、5人いた関係者の1人が「いいじゃん、これ面白いかもね」と高評価。「そっからさんまさんのネタ作って来てって言われて。まあコンビでネタ作っていたんで、ネタを作れる強みはあったから、さんまさんベースに当時は『(恋の)から騒ぎ』っていう番組があって、お題を出して“これだあれ?”って“俺や”って全部さんまちゃんのエピソード出したネタ作って、で、メークして歯つけてみたら、“いけるやん”ってなって。で、今に至るんですよ」と振り返った。

 「ただ今みたいに歯は取り外しできなかったです。この歯は今は取り外しできるけど、昔は一回着けたらもう着けたまんまやってん。試合(出番)が終わるまで外せへんかってん。入れ歯用接着剤みたいなのあるやんか。あれで」とぶっちゃけ。「入れ歯用接着剤いうても俺自歯あるからやな。ものまねイコール変身と思って、変身したいから、ゲームのソフトじゃないけど、カチャッとはまればさんまさんになる、みたいなね。取り外ししたかったんで、改良に改良を重ねて」とこだわったとした。

 「最初取り外し金具がついてたんですけど、この金具が邪魔でしょうがないんですよね。いかにスピーディーに着けれるか外せるかなんで、金具取ってくれとか、もういろんな」と明かすと、「これ裏は自分の歯型なんですよ。で、これは本当に精密な。横から見るとフックが本当に細かいんですよ。フルオーダーなんですよ。今行ってる歯医者さんに頼むんですけど、自分の歯の治療はほったらかし。こっちの治療ばっかり」と笑わせた。「それぐらいこうこだわって、もう8代目、9代目ぐらいですかね。これに予備がもう1個あるんですけど。本当に相方みたいなもんですよ、今では」としみじみと話した。
 

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