美容男子「BBM」デビュー！メーク、ネイル、肌ケア…拡大傾向にある男子美容のトレンドけん引する4人組

美容に特化した男性ボーカル＆ダンスグループ「BBM」。（左から）Kousei、Keiju、Taiyo、Jun
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　美容に特化した男性ボーカル＆ダンスグループ「BBM（ビービーエム）」が、12月14日にリリースしたデジタルシングル「Butterfly」でメジャーデビューを果たした。7月に最終審査が行われたオーディションで、エントリー総数1000名の中から選ばれた4人からなる新時代のボーイズグループ。スポニチの取材に対し、「男性美容」への本音と今後の活動への思いを打ち明けた。

　年々拡大傾向にある「男性美容」マーケット。このトレンドをけん引していく、美容に特化した唯一無二のグループが誕生した。Jun(ジュン＝23)、Keiju(ケイジュ＝22)、Kousei(コウセイ＝20)　、Taiyo(タイヨウ＝17)　の4人が、オーディションを勝ち抜き結成。全員が「美容男子×アーティスト」という新たな取り組みに惹かれたと、口をそろえている。

　メンバー最年長となるJunは「最近は男性の美容がトレンドに上がってくるような、広がりつつある時期。その先頭に立ちたいという思いもあった」と思いを告白。最年少のTaiyoは、美容関係の仕事をする母の影響で応募したという。

　以前からスキンケアなどの美容を生活に取り入れていた4人。Keijuは、特に力を入れ始めたきっかけは新型コロナウイルス感染拡大による自粛要請だったといい「緊急事態宣言が出たときに、それまで意識していなかったスキンケアを、友達と会えない期間に自分磨きを何かしようと思って始めた」という。野球部に所属していたJunは、日焼けによる肌の痛みでケアの大切さを実感したと、それぞれの思いを吐露した。

　スキンケアのみならず、メークも。Kouseiは「高校1年生の時に母親がメークしてあげるよ、スキンケアはこれがいいよって教えてくれた。初めてメークしてもらったとき、“めっちゃかっこよくなるやん”！って思った。だいぶ変わるなって感動した」と、その変化に驚き、メイクの楽しみを知った。メンバーの中でも特に美容へのこだわりが強いTaiyoは「人にメークをすることにも興味がある」と、メークアップアーティストとしての道にも興味を示している。また、美容専門学生の弟の影響でジェルネイルにハマっているというKeijuは「女の子がよく“ネイルしていると毎日のモチベがあがるよ”っていうのを聞いていて、正直理解できなかったですけど、いざやってみると、目に入ってくる爪先のキラキラが見ていて楽しいし、急に指先に意識がいくようになった」と実感。Junは、マスク生活の中で「目元の印象が大事」と気づき、アイメークに力を入れている。

　「美容×音楽」という、これまでにない新しい道を歩む4人。アーティストとしての活動に「美容」という武器が加わったとKeijuは喜び、Taiyoは「スキンケアは、40年後、50年後に確実に差が出る。“自分もやっておけばよかった”と思わせるような、美容の大切さを伝えることができるグループにしていけたら」と熱い思いを打ち明けた。