神木隆之介 本格的ちょんまげ姿がベールを脱ぐ 熱いオファーに応え…映画「大名倒産」で時代劇初主演

[ 2022年12月14日 07:00 ]

映画「大名倒産」で主演を務める神木隆之介(中央)と出演する(上段左から)桜田通、松山ケンイチ、杉咲花、小手伸也(下段同)小日向文世、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤浩市(提供写真)
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 俳優の神木隆之介(29)が映画「大名倒産」(監督前田哲、来年6月23日公開)で時代劇に初主演する。京都を中心に撮影を行い「景色も奇麗で絵も美しくなっている。キャスト、スタッフの方々に支えていただきながら頑張りました。ぜひ楽しんでください!」と呼びかけている。

 浅田次郎氏の時代小説が原作。神木は、ひょんなことから一国の殿様となる庶民の青年を演じる。シンデレラストーリーを歩むと思いきや、藩は現在の価値で100億円の借金を抱えており、返済か切腹という究極の二択を迫られる。

 製作陣の「原作を読んだときから、この役は神木さんしかいないとイメージしていた」という熱いオファーで出演が決定。今作が6作品目の時代劇出演で、3作目の殿様役。ついに、神木の本格的なちょんまげ姿がベールを脱ぐ。

 これまで時代劇では頭髪をそらないスタイルの役だったが、前頭部から頭頂部にかけての範囲の頭髪をそり、残りの頭髪を結った月代(さかやき)と呼ばれる髪形に初挑戦。衣装合わせから「わくわくして楽しみですね」と心躍らせていたという。

 神木と6作目の共演で、すっかり息ぴったりの杉咲花(25)が幼なじみ役。「こんな人がいてくれたら逆境もきっと乗り越えていくことができるだろうと思うような、けろりとしたたくましさを持つ人物を演じられて、うれしかった」と振り返った。

 うつけ者だが心優しい主人公の兄役には松山ケンイチ(37)。神木と初共演の佐藤浩市(62)や宮崎あおい(37)ら豪華俳優陣が集結している。(糸賀 日向子)

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