カンテレでも記録媒体紛失 12日発表の読売テレビの件と同一人物

[ 2022年12月14日 13:42 ]

 カンテレ(大阪市北区)は14日、同社の番組制作に関わる制作会社スタッフが番組関連の映像が記録された媒体(可搬形HDD)を紛失したことを発表した。

 カンテレによると、同スタッフは10日早朝、電車内で記録媒体等が入ったカバンを紛失。14日までにカバンと、中に入っていた一部私物は発見されたが、記録媒体は見当たらなかった。電車内で居眠りをしていた際に盗難被害に遭った可能性が高く、警察に被害届を提出、受理された。12日に読売テレビがスタッフが記録媒体を紛失したと発表していたが、この件と同一人物。

 記録媒体は当該スタッフの個人所有のもので、放送前の番組ロケ取材、関連映像が記録されていたが、ロックはかかってなかった。現在、出演者や取材協力者、関係者へ事情説明と謝罪を行っている。

 同局は「番組制作に関する映像について、記録媒体の使用の際はロック設定の指導を行っておりましたが、ロック設定がなされておりませんでした。今回の事案を重く受け止め、社内ルールをあらためて周知徹底するとともに、管理体制の適正化に努めてまいります」とコメントしている。

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2022年12月14日のニュース