柳沢秀夫氏 抗原検査キット不足に「目詰まり状態の現実のどこに問題があるのか、洗いざらい検証を」

[ 2022年1月26日 15:52 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 元NHK解説委員でジャーナリストの柳沢秀夫氏が26日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。新型コロナウイルス感染の有無を調べる抗原検査キットの不足について言及した。

 25日の衆院予算委員会で、共産党の宮本徹氏は、抗原検査キットが医療現場で足りていないと指摘。岸田文雄首相は、1日80万回分まで増産するよう製造各社に要請したとして「要望に応えていこうという体制を取っている」と答弁し、対応を急ぐ考えを示した。

 大下容子アナウンサーが「医師から、症状のある人の診断を確定させて、場合によっては飲み薬を処方しなきゃいけないんだけれども、検査キットがなくて本当に困っているという話も聞きます」と話すと、柳沢氏は「治療に結びつけることができなくなってしまいますからね」と指摘。そして「これはマスク不足を思い出しますよね。いずれこの検査キットも量産すれば市場に出てくるようになると思うんですけども、それまでの間どうすればいいのかってことで考えると、1番必要な人に検査をするという形なんでしょうけど、一方で不安になると誰しも自分が感染してないかどうかってことが気になりますからね。それも人情だと思います」と言い、「ちょっとマスクの時のことを思い出すと、どこかで大量に企業あたりが検査キットを買い占めとは言いませんけど、なんかたくさん買い込んでるってことはないのかどうか、そのへんも含めて目詰まり状態の現実のどこに問題があるのかってことはきっちり洗いざらい検証してほしいなって気がします」と自身の考えを述べた。

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2022年1月26日のニュース