嵐ライブ映画 21年実写興収1位!45.5億円で初快挙 洋邦通じ国内全体4位

[ 2022年1月26日 05:30 ]

2021年実写映画興行収入ベスト10
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 昨年11月に公開された嵐のライブ映画「ARASHI 5×20 FILM」(監督堤幸彦)が、2021年の実写映画の興行収入で1位となった。日本映画製作者連盟(映連)が25日、21年の映画興収を発表。同作が邦画・洋画を通じての実写映画1位で、ライブ映画の1位は史上初の快挙となった。

 同作の興収は45億5000万円。これに続く実写映画の2位は北村匠海(24)主演の「東京リベンジャーズ」で45億円だった。また、洋画では「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の36億7000万円がトップ。嵐のライブ映画はこうした劇映画の人気作を上回った。

 アニメ映画を含む全体のランキングでも4位。1位は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の102億8000万円だった。

 今作は昨年11月3日に先行公開、同26日に全国公開された。現在も上映が続いており、まだ数字を伸ばしている。すでにライブ映画として、興収歴代1位を記録している。

 嵐は昨年から活動休止中だが、改めてその人気ぶりを示した形。この日都内で開かれた映連の会見には、配給する松竹の迫本淳一社長が出席。同社の21年の興行収入は約150億円で、迫本氏は「松竹の興行が始まって以来、歴代4位ぐらいの好成績」と業績にニンマリだった。

 ≪邦画興収は19年比90%まで回復≫映連によると、邦画のみの国内興収は1283億円で、新型コロナウイルスの影響がなく過去最高だった19年と比べて90%まで回復した。一方、洋画興収は335億円で現行の統計方法が始まった00年以降で最低を記録。大作の公開延期が相次いだことが響いた。興収総額も1618億円にとどまり、過去2番目に少なかった。

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2022年1月26日のニュース