日本ハムVS巨人で珍記録 9回まで両軍とも投手、野手交代なしのまま試合終了 交流戦史上初

[ 2022年5月27日 21:00 ]

交流戦   巨人2―3日本ハム ( 2022年5月27日    札幌D )

<日・巨>9回、ポランコを空振り三振に仕留め雄叫びをあげる上沢(撮影・高橋茂夫)
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 札幌ドームで27日に行われたセ・パ交流戦、日本ハム―巨人戦で交流戦初の珍しい記録が生まれた。

 試合は2―2で迎えた8回、浅間に勝ち越し&決勝の右越えソロが飛び出した日本ハムが勝利。日本ハムの先発右腕・上沢は9回を3安打2失点(自責0)で投げ切って今季初の完投勝利で4勝目を挙げた。

 一方、巨人先発右腕・戸郷も8回7安打3失点で敗戦投手となったものの、最後まで投げ切って完投。戸郷は降雨コールド負けした昨年7月9日の阪神戦(甲子園)が6回5安打4失点(自責2)でプロ初完投したが、9イニングでの完投はプロ初となった。

 投手の分業制が確立された近年では、両軍の先発投手がともに完投すること自体なかなかないが、この日は両軍の先発野手も最後まで交代なし。降雨コールド試合などを除き、9回まで行われた試合では交流戦史上初、リーグ戦では2011年9月30日のオリックス―楽天戦以来11年ぶり、セ・リーグでは06年4月7日の中日―巨人以来16年ぶりの珍記録となった。

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