中日ドラ5星野 “燃える男”継承誓う「自分もああいう感情を持って。同じ星野なので参考にできれば」

[ 2021年10月19日 05:30 ]

中日から指名あいさつを受け“燃える男”継承を誓った豊橋中央・星野真生
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 中日からドラフト5位指名された豊橋中央・星野真生(まお)内野手(17)が18日、同校で中日・松永幸男編成部長らからあいさつを受け「持ち味は守備力と勝負強い打撃。ヤクルトの山田選手のように走攻守そろった選手になりたい。将来はゴールデングラブ賞を獲りたい」と意欲を見せた。

 中日に星野姓の選手が誕生するのは、70~80年代にエースとして活躍し、監督としても2度優勝に導いた“闘将”星野仙一氏以来。1メートル76、77キロの遊撃手は“燃える男”の継承も誓った。

 「負けないように活躍できたら。(星野仙一氏は)闘将のイメージ。ベンチの中で叱咤(しった)激励、カツを入れている姿。あそこまで熱くなれる方はなかなかいない。自分もああいう感情を持って。同じ星野なので参考にできれば」

 恩師である萩本将光監督が星野仙一氏と遠い親戚という不思議な縁もある。担当の清水昭信アマスカウトは「井端さんのような相手がいやがる、怖い選手になってもらいたい」と期待した。

 「まじめに生きてほしい」という願いが込められた名前の「真生」は、愛知出身のフィギュアスケート選手・浅田真央さんと同じ読み。努力を重ね、2人に負けない地元球団のスーパースターを目指す。(中澤 智晴)

 《球団3人目》中日に星野姓の選手が入団すれば、星野秀孝(投手、1968~75)、星野仙一(投手、1969~82)以来3人目。今秋ドラフトではDeNAが三浦監督と同姓の三浦銀二(法大)を4位指名、楽天が銀次(ぎんじ)と読みが同じ前田銀治(三島南)を3位指名し、こちらも話題になった。

 ◇星野 真生(ほしの・まお)2003年(平15)12月1日生まれの17歳。愛知出身。中学時代は三州ボーイズでプレー。豊橋中央では高校1年春からベンチ入りし、3年夏は愛知大会で2本塁打。4回戦の東邦戦では敗れるも先頭打者弾を放った。高校通算25本塁打の打撃と堅い遊撃守備が魅力。1メートル76、77キロ、右投げ右打ち。 

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