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【イースタン期待の若手】日本ハム・姫野 野手から転向右腕に大化けの予感、デビュー戦最速155キロ

[ 2021年10月19日 05:30 ]

投手として支配下登録を目指す日本ハム・姫野
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 今年5月に外野手から投手に転向した日本ハムの育成・姫野優也投手(24)が、来年の支配下選手契約を目指して投球に磨きをかけている。公式戦初登板となった9月7日のイースタン・リーグ、巨人戦で最速155キロを記録。20年オフに戦力外通告を受けて育成選手となった右腕が、剛速球を武器にもう一度はい上がる。

 野手から投手に転向した例は、現役では巨人・陽岱鋼(ヨウダイカン)のいとこにあたるオリックス・張奕(チョウヤク)。入団時に野手登録の選手がのちに投手に転向したのは、過去にオリックスの嘉勢敏弘、萩原淳、今村文昭らがいるが、球界でも例は少ない。そこに挑戦するのが姫野だ。

 「楽しみ。野手の時より自分にワクワクしている」

 投手転向のきっかけは昨秋フェニックス・リーグ中に「遊び」で投げたブルペン投球だった。入団時から強肩には定評のある外野手だったが、そこで150キロを計測。そのオフに戦力外通告を受け、育成選手としてプレーしていた今春、球団から打診を受けて投手としての可能性に懸けることに決めた。栗山監督も「うちは150キロを超える投手が少ない。本当に楽しみ」と期待を寄せる。

 投手として大化けする可能性のある逸材に、球団OBのパドレス・ダルビッシュも驚いたという。姫野は155キロを記録したデビュー戦の動画を送ってチェックしてもらった際に「“おいおい”ってなったわ」と驚かれたことを明かした。

 今季は2軍で6試合に登板し、0勝1敗、防御率1・50。打者26人から奪ったのは3三振だった。今後はスライダー、フォークの変化球も磨いていけば、どんどん三振を奪う投球が見られるはずだ。「来春の紅白戦とかオープン戦で呼ばれた時に、100%を出せるようにしたい。そこに懸けている」。来春キャンプでアピールして支配下選手契約を勝ち取り、1軍に昇格するプランを思い描く。「来年に向けて鍛え上げてみんながびっくりするような球を投げたい」と燃えている。(東尾 洋樹)

 ◇姫野 優也(ひめの・ゆうや)1997年(平9)4月2日生まれ、大阪府出身の24歳。天理を中退し、フリーターを経て大阪偕星学園に編入。15年ドラフト8位で日本ハムに入団。野手時代は18年に1軍で2試合に出場も通算5打席で安打はなし。1メートル84、83キロ。右投げ右打ち。

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